夜行寝台列車

9時半起床。チェンマイに来てからというもの、すっかりリラックスモード。しかも今日は特にやることなしときたものだ。本当は朝一番のバスでバンコクへ向かうつもりだったのだ。夜行寝台列車は人気があって、「早目に予約を取ること」なんて書いてあったし、加えてこの年末の帰省時期とくればもう。

ところが、昨日の午前中に聞いて見るとまだあると言う。夜行列車でしかも寝台とくれば多少高かろうが乗らない手はない。即買いだった。チェンマイ17:55発バンコク翌朝7:00着2等寝台の下段だ(上段は少し安いけど狭いとかで)。

そんなわけでいつもの店でKaoTomKayをいただいた後、オレンジシェイク(これがまたんまい)を追加する俺。宿に戻ってチェックアウトし、荷物を預けてブログの更新なんかして、宿の旅行者と話しなんかしてもまだ昼前だった。

仕方なく散歩に出掛ける。駅そばの市場の前を通りかかると、一仕事終えたおばちゃんが大音響でカラオケを歌い、それに合わせて酔っ払ったおじちゃん達が踊っている。そんな中の一人に見つかった。おじちゃんの手は俺の手首をシッカリと掴んで離さない。

おじ:「なんだ、こっち来てお前も踊れ」
俺:「いやいや、ちょっとまって」
おじ:「まあ、一杯飲め」
俺:「俺飲めないし」
おじ:「じゃあコーラだ」
俺:「あっそうだおじちゃん、写真撮ろう写真、ほら並んで」

かくしてやっと手をはなしてもらって、写真を撮り、とっとと立ち去る俺。

なんだかんだと4時間位の散歩から宿に戻って荷物をピックアップ。お世話になったママさんに御礼を言って、パパさんの運転するトゥクトゥクで駅に到着したのはまだ17時前。駅舎を撮ったりなんだりした後、ベンチでくつろいでいた。丁度列車が入って来たのに合わせるように、警備が物々しくなって来た。と、そこへ一人の警備員がなにやら険しい顔をしてやって来た。

警備員:「○×*♪#々☆?」
俺:「????!」
警備員:「〒^€%°#→÷+=?」
俺:「俺日本人だけど」
警備員:「…」
俺:「…」
警備員:「ようこそチェンマイへ、今日はどちらへ」
俺:「バンコク…」

どうやら不審人物と思われたらしい。その警備員は他のメンバーからいい笑い者となり、愛想よく立ち去って行った。ウェルダンに焼き上げた顔は、すっかりタイに馴染んで、タイ語で話しかけられる回数が増えて来ていた。シャッター押して下さいから、携帯電話の売り込みまで。しかしこれはちょっと…。

17:55。空が赤く染まる中、定刻通り列車は動き出した。この原稿を書く俺の前では、タイ人コギャルが絶え間なく携帯で話し込んでいる…。

good, good, good

午前中はのんびりとリラックス。旅程も終盤を迎え、バンコクへ戻る算段を整え、郊外にある見所へどうやって行こうかと考えていた。自転車はさすがに無理。バイクでも運転出来ればいいのだが、原付は無さそうだし、乗りなれていないのでこの交通事情ではいかがなものか。トゥクトゥク等で行っても帰りの足が保証されない。ガイドブックにはソンテオをチャーターせよと書いてあるが、一人だから勿体無い。

そんなことを宿のママさんに相談して見ると、ミニバスで行く半日ツアーがあるとのこと。それでも少し高い気がしたが、やむなく乗っかることにした。13時半に宿でピックアップしてくれるとのこと。

いやいや、高いなんて思って申し訳ない。思ったよりも遠いと言うか、結構な山道をくねくねと登って行く。勢い余って自転車で来ていたらとんでもない目に合うところだった。ただし、内容は不満の残るものだった。

ひとつ目のモン族の村はたんなる民芸品売り場。もっと奥には植物園なんかもあるにはあったが、滞在時間40分では気の済むまで歩き回るわけにもいかず、タイムオーバー。確かに裏ではモン族が生活しているのかもしれないが、観光業を営んでいるようにしか見えなかった。もう少しじっくり見たかったかな...。

ふたつ目のワット・プラ・タート・ドイ・ステープはとにかく人多過ぎ。チェンマイ市街を一望できる展望台はよかったけど、ガイドの英語もよく分からず。他のメンバーもこりゃ聞いても無駄だと言う雰囲気になっていたので、俺の英語力の問題ではない。これでツアー終了。帰りにアンケートを書かされた。

tour:good
guide:good
driver:good

俺の英語力の無さに感謝したまえ...。

宿に戻って一休みしたあと、ナイトバザールに行って見たが、それはまたの機会に書くことにしよう...。

そういったわけでチェンマイ

朝食としてすっかりお気に入りメニューとなったKaoTomKay(鶏スープに白米が入った物)を食べて、今日も自転車にまたがる。股下の痛みもすっかり麻痺してしまい、何とも思わなくなってきた。

チェンマイは都会なので、車が多く、結構気を使う。ドライバーの運転も荒く、平気で幅寄せして来る。加えて厄介なのは、バイクも多いということ。旧市街から離れると多少走りやすくなるのだが、その分車のスピードもあがっていて、交差点を横断するのに一苦労だ。

寺を6つほど回り(国立博物館は月火休みだった)宿に戻ったのが16時位だったか。シャワーを浴びて、ちょっと仮眠。そう、ちょっと仮眠のつもりだった。次に目を覚ましたのが23時。ナイトマーケットに行くつもりだったが、面倒なのでそのまままた寝た。これも2度寝と言うのだろうか...。

ガス欠再び

昨日踏ん張ったおかげで、今日の予定は余裕たっぷり。チェックアウトを済ませて、ムアン・カオに着いたのは9時半位だったか。自転車をにまたがって、残りの南側と東側の3つの寺を見て宿に戻り、荷物をピックアップしたのが正午頃。さてバスターミナルへ行って移動だと生き込んで、バイクの前にリヤカーのような物が付いてるのに乗り込む。

ここでガス欠。いや、俺じゃなくてバイクが。オヤジは俺を乗せたまま押す。ニコニコと笑いながら、ガソリンスタンドまで押す。給油を済ませてバスターミナルに着いたのが12時半。

前回の反省もあって、スコータイに到着した時に時刻表を貰ってあった。それによれば13時のバスがあるはずだった。今度こそ、夕方には次の街へ着きたいと思った。乗れた...。

予定より30分早く18時にチェンマイ到着。ガイドブックで宿の集まっていそうな場所を探していると、こんな名前の宿を見つけてしまった。これはもう何かの縁でしょう。泊まるしかありませんね。モーサイ(バイクタクシー)に連れて来て貰って無事チェックイン...。

今日は週に一度のサンデーマーケットやってるから言って見ては。なんて耳寄りな情報を貰って嬉々として出かける俺。目的はもちろん食べ物。ちょっと食べ過ぎて帰って来た。少し胃が小さくなってるから広げないと...。

今日も宿WiFi。残念ながら4階の部屋には届かず...。

そんなわけでスコータイ

今日もまた自転車。朝屋台でお粥を食べて、そのままソンテオ(乗合いバス)に乗ってムアン・カオ(スコータイ遺跡公園)へ。30分程度で到着して、自転車を借りた。快調に飛ばしていたのだが、丁度城壁内を見終わった昼頃ガス欠。遺跡巡りも3日目を迎えて、軽い日射病気味だった。やむなく国立博物館の庭の木陰にあったベンチでお昼寝。庭師が水をまく音を聞きながら2時間位寝てたかな。

ここで事件発生。俺の自転車が見当たらない。鍵はかけて持っているのだが。門衛のおじちゃんにその旨を伝える。

おじちゃん:「どんなのだ?」
俺:「丁度こんな感じ」
おじちゃん:「ちょっと鍵かしてみろ」
俺:「これ似てるけど違うよ」
おじちゃん:「いいからかしてみろ」

かくしておじちゃんはその自転車の鍵を開けてしまった。

おじちゃん:「いいから気にするな」

いや、まあ、そう言うなら気にしませんけど...。

遅い昼食にスコータイヌードルなるものをいただいて、大分復活。今日の目標はあと北側と西側の3つ。大分余裕を取っていたのでまだ間に合いそう。少し遠いが、気を取り直して出発。まずは北側の2つをなんなくクリア。最後の西側が2km位離れているが、無事到着。

ここで問題発生。最後のワット・サパーン・ヒンは高さ200mの丘の上にあり、石段を歩いて登らなければならない。普段なら何とも思わないのだが、今日はう〜む。石段を見上げて呆然とする俺に守衛の兄ちゃんが、優しくこう言った。

兄ちゃん:「あと10分で終わりだけど、お前が帰って来るまで待っててやるから、急いで行って帰って来い。」

本日最後の試練がこれかぁ〜、とか思いながらも頑張ったさ。ぜいぜいいいながらも、頑張ったさ。何とか頂上に着いて無事スコータイの田畑を一望したと言うか、ひたすら呼吸を整えてたと言うか...。

あとは力なく自転車をコイで何とか帰路に着いたのだった。今日は屋台ではなく、食堂に行ってモリモリ食べた。後は早く寝るだけだ。明日もスコータイで自転車...。

今日も昨日と同じ宿。昨日遅くに着いたのでAC付きの高い部屋しかなかった。今日はFanの安い部屋に変えてもらったら、アクセスポイントから遠くなってしまったので、届くところまで行って投稿。

途中乗車のバスは難しい

朝7時起床。隣のレストランから聞こえてくる音楽がうるさいと思いながらも、寝付いたのは22時過ぎくらいだったと思う。熟睡だ。そのやかましかったレストランで朝食を取るのはすこししゃくに触ったが、辺りをざっと見回したかぎりではどこも旅行者向けで似たり寄ったりだったので、席についてモーニングセットを食べた。

全ての見所を見たわけではないが、このまま次の街を目指そうか。そんなことを思いつつも、何か大事なものを見てない気がした。ぺらぺらとガイドブックをめくり、これかな?というところに向かって、再び自転車にまたがる。昨日の後遺症で股下が痛い。片道20分位かかって辿り着いたのは、街の南東にあるワット・ヤイ・チャイ・モンコン。

あ~確かこれは何処かで写真をみて来たかったところだ。あぶないあぶない。もっと大きな写真で取り扱ってくれないと。なんてガイドブックに言っても仕方無いのだが。ただし、何処の寺とは言わないが、明らかに他の寺の写真が使われてるところもあった。「××の迷い方」健在だ。俺はまんまとダマされて、回り道してしまった。だから面白いとも言うけどね...。

結局北側のお寺は見ずに宿に戻ってチェックアウト。昨夜宿のおばちゃんに聞いておいた時刻表によれば、12時過ぎのバスに間に合うはずだ。それが満席でも13時過ぎのには乗れるはずで、さらにそれに乗れないとなるとその次は夕方までないことになっていた。

バスターミナルへはトゥクトゥクで20分位で100B位と聞いていた。3人目で100Bでいいよと言うドライバー発見。快調に飛ばして11時15分バスターミナル到着。窓口にいって行き先を言うと、「次のバスはこれだけどいい?」と言われた。モニタには14時と表示されている。「えっ、ええ、いいですそれで。」。改めて時刻表を眺めて見ると、宿のおばちゃんに教わったのと全然違う。ええ、いいんです、俺が横着して宿のおばちゃんに聞いて済ませたのがいけないんですorz...。

ところが、14時を過ぎても一向にバスが来ない。しびれを切らして窓口に行くと、「それはバンコク発の時間でここは15時よ」と言われる。つまりはバンコク始発のバスに途中から乗るわけだが、チケットにはバンコク発の時間が14:00と記載されているのだ。これは英語なのだが、その下にタイ語で書かれた部分があり、15.00という記載があって、これがアユタヤ発の時間とのこと。バンコクから1時間で来れるとは思いませんけどorz...。

案の定バスは30分遅れてやって来た。それからバスに揺られること6時間。スコータイに到着したのは21時半だった。夕方には到着できると思っていたのに...。

今日も宿のWiFi。部屋がアクセスポイントに近いのか、、ベットに寝転びながらでも快適に接続できている。大分iPhoneからの投稿にも慣れて来たかな。

待ち時間が長かったので、昨日と比べるとなかなかの長文だ。最後まで読んでくれた人に、有難うと言っておこう...。

とみせかけてアユタヤ

アユタヤに来た。タイはバンコクしか見たことが無いので、他を見て回ろうかなと。朝一番の電車で~と思っていたのだが寝坊。そりゃまあそうかという昨夜の行動だから、仕方ないと言ったところ。それでもなんとか午前中にここに到着できたのは、せめてもの救いか。とっとと宿を決めて、自転車を借りて出発。広範囲に点在する遺跡をみてまわった。お天気良好だが、やっぱり思ったより暑くない。寝坊したとはいえ、寝不足にはかわりないので、辛かった。シャワー浴びて寝る...。

今日は宿のWiFi。携帯はやっぱり圏外。調べたところ、どうやらタイはGSM対応機種じゃないとダメらしい。ええ、対応してませんがなにか...。

というわけでバンコク

夜の11時前に到着。思ったよりも暑くない。まよわずカオサンロード行きのエアポートバスに乗って宿探し。一軒目で満室と言われて悪夢再来かと思われたが、次でシャワー、トイレ、エアコン、テレビ付きだけど、窓も無い寂れた部屋を300Bでゲット。850円位。カオサンはうるさいので、ワット・チャナ・ソンクラーム側。

少し休んでカオサンをながす。来る度に様子が変わっている気がする。前に泊まった宿は無くなっていた。一本北側にある道の日本語メニューがある屋台はまだあった。

今は夜中の3時。WiFiの使えるコーヒーショップを見つけてモカフラッペを飲みながらiPhoneから投稿。なぜか携帯は圏外だ...。

急遽

長めの休みが取れることになったわけだが、今更年末年始の航空券が取れるわけがないと諦めていた。だからといって家でゴロゴロしててもなんなので、駄目元で空席状況をチェック。寒くないところをあちこちみた結果、台北かバンコクならまだ間に合うことがわかった。

台北は前から行ってみたいと思っていたが、なにも長い休みで行くようなところではない。一方バンコクは過去二度行っており、合計で10日ほど滞在している。

あれやこれやと考えて、日曜夜中にネットで申し込み、月曜確保のメールを受けてネットで支払い、火曜発券。で、今機内。もうすぐ離陸かな。。。

これか


[サプサン(はやぶさ)号]

2006年の9月、サンクト・ペテルブルグにあるモスクワ駅にこいつが展示されていた。これが一昨日運行開始されたとのこと。モスクワ、サンクト・ペテルブルグ間を45分短縮して3時間45分で結ぶらしい。趣きある駅舎に入ってこんな近代的な車両を見ると、ちょっとがっかりするわけだが、今時どこの国に行っても、駅舎に似つかわしくない車両が走っているのが現実だ。こういうのがどんどん速くなって、どんどん本数が増えると、夜行列車なんて無くなっていってしまうのだろう。寂しいかぎりだ...。

爆弾テロがあった路線で新型高速列車を導入 (日テレNEWS24)

そうでした


[チャナン(バリ島の供え物)]

いつも海外に行くと利用しているCITIBANKよりお知らせ。そうだ、確かに3月にお知らせ頂いていた。そのときは、「なんだか利用価値なくなってきたかな...。」なんて思ったのを記憶している。

海外ATM利用手数料の導入について(CITIBANK)

お客様各位

2009年3月にお知らせしましたとおり、2009年5月11日(月)より、海外のCD/ATMからシティバンクのキャッシュカード(バンキングカードおよび外貨キャッシュカード)で現金をお引出しいただく際に、海外ATM利用手数料をいただくことになりました。

対象取引
海外CD/ATMでの現金のお引出し

手数料
1回のお引出し・210円(円普通預金、円普通預金eセービング、円当座預金)
1回のお引出し・2米ドル(米ドル普通預金)


というわけで、インドネシアでの利用明細をチェックしてみた。4回引き出していて合計840円シッカリ引き落とされていた。840円といえばおよそ84000Rpだ。つまり安宿なら一泊できるし、ビッグマックセットなら2食、バクソなら28杯はいける。しくしくだorz...。

おやくそく


[Kutaのドナルドはサーファー]

思い出したようにお約束の調査結果。俺が調査を行ったのは写真のクタビーチではなく、インドネシア到着直後のジャカルタだった。そんなしょっぱなからマックのお世話になることは珍しいのだが、「お腹空いたな」と思った場所がショッピングモール内。そんな場所に風情ある食堂なんてあるわけもなく、かといって建物の周りも庶民の生活の場という雰囲気でもなく、どうしたものかと思ったとき、そこにマックはあった。当然のようにビッグマックセットを注文。

値段は39900Rpだったから400円くらい。日本では現在650円(だったかな、横浜調べ)だから、日本人から見れば安い!ということになる。ここでビッグマック指数を比較してみよう。英語版WikipediaのBig Mac Indexの項に2009年2月時点のビッグマック指数が載っていた。これによると日本では10分働けばビッグマック(単品)を購入できるが、ジャカルタでは86分働かなければ買えないとのことだ。にも関わらずこのマックは人であふれかえっていて、空席を見つけるのに苦労した。それはビッグマック指数が平均的収入から算出されているからであり、つまるところ貧富の差が激しいと想像できる。首都ジャカルタということで、気軽にマックで食事をとれる富裕層が結構いるのだろう...。

ボロブドゥール散策中...。(No.045)


横浜もだいぶ寒くなって来たので暖かいところに移動したようです...。
久々の移動ですな...。(汗)
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インドネシアのドラえもん

ジョグジャカルタの王宮内をウロウロとしていた時、前を歩いていたカップルの彼氏の背中に目が止まった。かなり止まった。12秒以上は凝視していたと思う。そんな俺の熱い眼差しに気がついた彼氏は、振り向いて俺を日本人と見て取り、少しはにかんだような素敵な笑顔を見せてくれた。彼氏が着ているポロシャツの背中にはドラえもんのお友達ののび太くんがドット絵風にプリントされていた...。

俺:「写真とってもいいかな?」
彼氏:「いいですよ」

そう言ってカメラを構えようとしたとき、彼女が長い髪を持ち上げた。一瞬息が止まる俺。そこにはこれまた見事なドラえもんがプリントされていのだ。中国のドラえもんと違って日本人の目にもちゃんとしたドラえもんだった...。

俺:「ありがとう」

手をつないで歩く彼らの後ろ姿は、なかなか癒されるものがあった..。


[別に振り向かなくていいんだよ...]


[ジョクジャカルタ駅のキオスクでは普通に売ってた]

ロボ

今夏日本では「お台場ガンダム」なるものが出現し、国内のみならず海外でも話題になった。かくいう俺も見に行きたかったのだが、気がつけば解体されていた。ちぇ...。本日開催の東京ゲームショー(一般公開は週末のみ)に頭部だけ展示されているようだが、頭部だけじゃねぇ...。そろそろ神戸には「鉄人28号」が出現するはずだが、建設中の外観を見ると微妙でそそられないかな。(笑)

さかのぼること数十年前。全長10メートルの「マジンガーZ」が出現したのを知っているだろうか。スペインのタラゴナに(8/2O.A.の「イッテQ!」で珍獣ハンターイモトが訪れているようだが俺は見てない)。タラゴナにはローマ帝国時代の円形劇場や水道橋があって世界遺産に登録されている。なんでまたそんな街にマジンガーZがとも思うが、以下の記事にもある通り、スペインでは視聴率80%を記録しているというから驚きだ。

スペインにマジンガーZの銅像がある(GIGAZINE)

1999年、俺はこのタラゴナを訪れている。バルセロナから電車で1時間位だったか。1週間ほどバルセロナでぐだぐだしていた俺は日帰りでこの街に行った。北米から欧州に渡って来た俺にとって、ギリシャ、ローマ時代の遺跡はまだ新鮮だった。この後イタリア、ギリシャと渡り歩いて、トルコのエフェスに辿り着いた頃には、もうウンザリして勘弁してくれといった感じだったが...。(笑)この数年後、マジンガーZの銅像のことを知った。知ってれば多分見に行ったに違いない。いや、絶対かな。今でもあるはずなのでお近くに行く方はぜひぜひ...。


[円形劇場]

[水道橋]

Y150ベイサイドエリア有料ゾーンに行ってみた

Y150応援企画第...。えっと第...。そうだ第4弾だ。
もうすぐ終わりだけどね。この連休を利用して滑り込みで行こうなんて人もいるのかな。さて、予定入場者数の3割にも達していないと評判のY150だが、とうとう俺も有料ゾーンに足を踏み入れた。到着したのは11:45くらいだったか。



まずはトゥモローパークで「BATON」。現在第2章と第3章が交互に上映されているので、Informationでタイムテーブルを貰う。丁度12:00から第2章ということでこれ幸いと入場。平日ということもあってすんなり入れた。700人収容とかいう会場は小学生やら中学生やらおばちゃんやらがいるものの閑散としてた。完全入れ替え制なので、20分見て15分入れ替え。俺は一度出てからそのまま12:35からの第3章を見たが、さらに閑散。合わせて40分見たことになるが話はなんだかなぁと言ったところ。結構期待していたのだが、そもそも20分でそれなりの話をってのは無理があった模様...。



12:55終了して、歩道橋を渡りはじまりの森へ急ぐ。13:00からの「ラ・マシン」の上演に滑り込む。これも20分くらい。おとなしく体育座りをして見ている小学生の団体の後ろで観覧。巨大クモが近寄って来て水を吐き出すと、小学生達は大騒ぎ。蜘蛛の子を散らすようとはまさにこのことか。パイロットのユニがカッコイイけど、随分と人数がいる。それぞれ担当があるようで、手足を動かしている。この水を吐き出す担当になりたいと激しく思った...。
未来のエネルギー館とか横浜ものがたりとかも見たけどほとんどスルー。有料ゾーン限定のペリーテイト君のピンズをゲットしてほくそ笑む。



ふたたびトゥモローパークに戻ってみたけどステージでは何もやっていないのでそのままドリームフロント&スーパーハイビジョンシアターへ。ここでたねまるに遭遇。年配の方々に大人気で記念撮影にひっぱりだこ。この写真を撮るのも結構苦労した。特に並ぶ必要もなく、展示を見てろとのこと。時間が来てスーパーハイビジョンシアターへ入りなんだかな映像を見る。そのままドリームフロントへ誘導され、PIVO2と一緒に電気自動車について勉強...。

がんばって粘ったつもりだけど、全部で3時間くらいで終了。これで2400円はとんでもなく高いと思う内容。入場券提示による周辺施設の割引でがんばってモトをとってもらうしかないといった感じ。俺はというと某オークションサイトで投げ売りされていたチケットを購入した。だからと言って、まぁいいかななんて思ってはいない。なぜならこのイベントに横浜市は55億円をだしている。大赤字となればさらに拠出か?あの市長やけにタイミングよく辞任してねーか?というわけで、横浜市民としては由々しき事態なわけだ...。

あっ、いかん!応援企画だった。最後まで少しでもがんばれー。

これはいい

去る月曜日(7/20)にiPhoneを買った。というか買えた。



本当は予約して発売と同時に入手したかったのだが、あまりいじれないうちに国外逃亡となってしまうため、帰国してからということにした。帰国して数日後、会社帰りに買いに行くと、在庫なし(白ならあった)。あちこち探しまわるような情熱もなく、すごすごと退散。昨年の3G発売時程ではないものの、やっぱり品薄で入手困難なのだろうかと、あきらめのいい俺。

先週の3連休初日に電話で在庫確認。やっぱり無い。いつ入るかも分からないとのこと。で、3連休最終日。買い物に出たついでにぶらっと立ち寄る。「黒は2台あります。今なら全部ありますよ。」。おぉー、でも買い物の後のがいいかなぁ。なんて思っているそばから、1台売れて行った。「買います!」。

というわけで、ここ一週間ばかりちょこちょこといじっている訳だが、これがなかなかいい。かなりいい。今までの携帯で不満だったものがほぼ解消。不満はと聞かれれば、バッテリがもう少しもって欲しいってことと、キャリアが×××なことくらいかな。思えば最初にiPhoneが出た時から欲しかったのだがキャリアがネックになっていた。docomoから出るかもしれないという期待もあった。iPodTouchにしてしまおうかと思ったこともあった。ずるずると時は流れたが、我慢も限界に達したというところか。しばらく遊べそうだ...。

泊まった?

インドネシアから帰国して1週間。ジャカルタの二つの外資系高級ホテルで爆弾テロ。なんてことがあると、周りからはこんな質問が飛び交う。もちろん答えは「NO」だ。ニュースをよく見て欲しい。「外資系高級ホテル」と書いてあるでしょう。一泊数万はするかね。ないない...。



[日本のビジネスホテルよりはいいと思うけど]

ここで書いた、俺がジャカルタで泊まったHOTEL MEGA CIKINIはこんな感じ。少しだけ不便なところにある。何処から見ても、外資系高級ホテルではない。

「近く通った?」

これも答えは「NO」だ。そうは言っても俺も気になるので、位置を確認してみた。これらホテルがあるクンニガン地区というのは、俺がうろついていた所よりも少し南にあるようだ。ちなみに俺の持って行ったガイドブックには被害にあったホテルは載っていないし、街の詳細地図からも外れている。この地区には結構ホテルが集まっているようだが、これらホテルに泊まる人以外の日本人観光旅行者はあまり近づかない地区なのかな...。

この事件を受けて、インドネシア選抜と親善試合をするはずだった、アジア営業中のマンチェスターユナイテッドは試合を急遽キャンセルすることとなったらしい。なんでもこのホテルに泊まる予定だったとか。そういえば、ジャワ島各地でルーニーとかファーガソンとかのビルボードを多く見かけたのはこの親善試合の広告だったのだろうか。マンチェスターユナイテッドの省略呼称である「ManU」にひっかけて「mau?」という文字が書いてあったけど...。


[ジャカルタのマンチェスターユナイテッドカフェ]

近年テロだ、地震だ、津波だ、鳥インフルエンザだ、なんだかんだと話題にことかかないインドネシア。これでまた、観光客のキャンセルが相次いでしまうのだろうか...。

2009/07/01(Wed)-2009/07/10(Fri)

インドネシア周遊
Indonesia

無事帰国

後は家に帰るだけ。

帰国時成田でいつもすること。

トイレ

一服

お茶購入

以上完了しました。

道なかば

バリ島の日本直行便チェックインカウンターは日本人の行列ができていた。CXはというとがらがら。

俺の座席は中列左端。搭乗してドアが閉まっても、俺の右側三つは誰も座っていない。そうですか。

ブランケットとピローを頂き、ひじ掛けを全部あげて横になる俺。香港、成田間はそんなまねできないだろうなー。。。

のどかな田園風景!?

今日は最終日。夜の12時過ぎの便で帰国する。もう一日ビーチで過ごすのも悪くないが、どうしたものか。ホテルでサービスの朝食をいただき、食後の紅茶を飲みながらガイドブックをめくっていた。日帰りできるようなところで、何か面白そうなものはないか。。。

「ウブド郊外へ散歩にでかけよう!」。田園風景の写真をあしらった見開きページには2、3時間でまわれる散歩コースが三つ載っていた。ウブドはもともとバリ島での滞在地候補に挙がっていた。前述の理由によりクタ滞在になったが。クタからウブドまでタクシー利用だと片道1時間(200000Rp)程度。ホテルのオヤジに相談してみると、旅行社のシャトルバスなら片道60000Rpで、ホテルまで迎えに来てくれるとのこと。そうですか、散歩にでかけますか。。。

時刻表を見せてもらい、11時ピックアップを予約してもらう。適当な時間の戻り便はないので、帰りはタクシーかななんて思いながら部屋に戻り、パッキングして荷物を預け、チェックアウト。後はタバコを吸いながらお迎えを待つのみ。。。

バス(というかワゴン)は15分遅れ位でやってきた。クタ地区内は車とバイクで慢性的に渋滞。裏道を駆使して、何人か拾った後なんとかクタ地区脱出。なんだかんだで2時間位かかってウブド到着。どうやら南側に下ろされたようだ。これ幸いと、モンキーフォレスト発の散歩コースを選択。

モンキーフォレストの脇道を抜けたところで、バクソ屋台を見付けて昼食代わりにいただく。2、3時間田舎道を歩くのだからと2Lの水を購入して出発。彫刻屋が並ぶエリアを抜け、しばらくルートを進むと田園風景がひらけた。いや、確かに素朴でのどかな田園風景なのだが。ルート上には携帯電話屋はあるは、子供は大画面テレビを3台並べてテレビゲームしてる(ゲームセンター?)はで、気分的にはイマイチ。まあ2、3時間でそんな田舎に行けるわけもないけど。。。

さらに進むと、ギャラリーが並ぶ。バリ絵画って面白いなと思いながら、道から覗き込むようにして見て行くうちにコース終了。ジャラン・ラヤ・ウブドにぶつかる。そのままプリ・ルキサン美術館に入ってバリ絵画を堪能。あとはウブド散策。市場は土産物屋ばっかりだし、通り沿いに並ぶ店もクタと大して変わらないが、どことなくウブドの方が落ち着いた雰囲気があり、日本人比率も高いかな。。。

再び南側まで歩き、バスを下ろされたあたりに辿り着いたとき、旅行代理店の前にシャトルバスの時刻表が目についた。クタ行き18:00発。丁度いいじゃないか。どうやらこのシャトルバス、何社かが運営していて旅行社毎に時刻表が異なっている。店番のおねえちゃんに聞くと、そこはプラマ社のシャトルバスを取り扱っているとのこと。出発はここかと聞くと、100m程離れたところにあるプラマ社のオフィスからだと言う。という訳でプラマ社オフィスへ直接行って予約。

1時間ほど暇つぶしをして、バス(これはミニバス)乗車。やっぱり日本人が多い。なぜか空港をまわってクタへ向かう。俺も下りたいけど荷物を取りに行かねば。クタでは夕食をとって荷物を引き取り、タクシーで空港へ。帰ります。。。

これは。。。

椰子の木とサーフボード。俺のブログにはいかがな絵だろう。。。(笑)

あまりリゾートに近寄らないかというとそうでもない。一人で出掛ける目的にはなりえないが、近くを通れば寄ってみる。よって島系リゾートは大変珍しいかも。リゾート地ってなんぞやって話もあるが。。。

クタに宿をとったのにはいくつか理由があった。

ひとつ。ガイドブックには危険が多いのでやめとけみたいなことがやんわりと書いてある。雑多で無国籍な雰囲気とも。惹かれた。。。

ひとつ。安い宿が多く探しやすい。すなわち安くて美味しいものにありつけそう。。。

ひとつ。ビーチが目の前。一人旅でいつも困るのが、泳いでいるときの荷物の管理。できれば財布もカメラも部屋に置いてビーチに行きたい。。。

そんなところか。前日の移動中もちょくちょく寝ていたので夜は寝れないのかと思いきや、熟睡。遅い朝食をとり、カメラを持ってぶらぶらとビーチを流せば、インチキ臭い日本語で次々と声がかかる。日に焼けて現地人に間違えられるようになっている俺にこれだけ声がかかるとなると、真っ当な日本人はどうなることやら。いやいや、俺も真っ当だけどね。。。

ビーチ沿いの道のホテルやレストラン、土産物屋を見ながら戻り、昼食をとって一旦部屋に戻る。水着を買おうと思っていたが、別にこのままでもいいかという結論に達し、下着だけ脱いで出撃。持ち物は部屋のタオルとタバコと携帯灰皿と水。盗られたところでなにひとつ困ることはない。

サーファーのいない場所(多分遊泳区域)でひとしきり波と戯れる。サーファーが集うだけあってなかなか厳しい波もあるが、気持ちいいことこの上ない。で、昼寝。その間もサーフィン教えるよとか、ボディボード楽しいよとか声がかかるがなにせ金がない。「アイスクリーム、アイスクリーム」。なんで金がない。。。orz

日焼けしたと言ってもそれは顔と腕と膝から下だけなので、体も少しは焼いとかないと。でもあんまり効果なし。コントラストが薄れることはなかった。2、3時間じゃ追い付きませんな。。。

再び部屋に戻り、カメラと財布を持って出動。クタと言えば夕日。これもなかなか見事な夕日だったが、何だかお日様ばかり載せてもどうかと思うので、今回はパス。また機会があれば。。。

ジャラン・レギャンなど、少し内側も歩いてみたが、同じような店ばかりだ。そのままナイトマーケットへ行って夕食。エビフライと春巻きとご飯とスプライト。味もまずまずでお腹一杯で30000Rp。こんな食事がたまらない。。。

部屋に戻ってくつろぐも、昼間買い物をしてライブの無料券を貰ったのを思い出し、10時頃にのこのことハードロックカフェに出かける。ここは物価が別世界。ソフトドリンク一杯で16%OFFの割引券を使い28000Rp位取られた。つまり割引券が無ければ夕食代を超えている。なんだかなぁ。。。

バンドはこんなところに出る位だからなかなか上手いのだが、いかんせん曲がイマイチと言うか好みに合わないと言うか。40分位のステージの後はDJが出て来てダンスタイムになってしまったので、12時をまわったあたりでとっとと退散。寝た。。。

これはなかなか

朝3:30に叩き起こされ、ジープに放り込まれる。まだ頭のはっきりしていない状態でオフロードを登って行くのはなかなかしんどい。プナンジャカン山山頂のビューポイントでのサンライズ&ブロモ山火口に登るツアーだ。

同乗はなぜかオランダ人ばっか。横浜から来たと言っても、皆いまひとつピンとこない顔をしているので、2002年ワールドカップの決勝をやった街だと言ったらわかってくれたようだ。さすがオランダ人。「あれは確かブラジル対ドイツか」なんて言い出す。。。

そのうちの一人トーマスは日本に行く計画をたてていて、いろいろと聞いてくる。こういう時一番困る質問が宿泊費はどれくらいかと言うものだ。俺自身日本でバックパッカーがどんなところに泊まっているのか知らないし、YHにも泊まったことがない。せいぜいが安いビジネスホテルの値段位しか教えてあげられないのだ。するとだれもがこう言う。「それじゃあ高すぎててとても行けない」と。日本の観光業の方々、申し訳ない。。。

程なく山頂とおもいきや、山頂付近はジープであふれかえっていて進めず、少しだけ徒歩。さすがに寒いがジャケットを借りといたのでふるえる程ではない。ブロモ山の向こう側に日がのぼるのかと思っていたのだがとんだ勘違い。ブロモ山に向かって左手からのぼって来る。ということで写真の朝日を拝んだわけだ。ほぼ完璧。これをボロブドゥールで見たかったなんて言ったら贅沢かな。。。

ジープに戻ると、皆揃って俺を待っていた。はいのぼったノボッタって感じでとっとと下りて来たのだろう。タンパクな連中だ。次いでブロモ山登頂。って言ってもたいしたものでもないが、女性陣は下でお留守番。俺はトーマスとゼイゼイ言いながら登った。一人元気な奴がヒョイヒョイと登って行ったが。。。

さて山を下りて宿に戻り、朝食、休憩、荷造りをして9:30最後の大移動開始。お迎えは例によって普通の乗り合いバス。行きと違って常にほぼ満席。たいした客待ちもなく件の旅行代理店前に到着。エクスプレスバスは30分程遅れて来たが出発。おおっ、代理店オヤジやるじゃん。

欧米人だらけで違和感のあるバスはがんがん飛ばして東に進む。公共バスのがなんとなく落ち着くな。フェリーに乗ってバリ島へ到達。この時既に夜9時。更にがんがん飛ばしてその2時間後にやっとデンパサール着。メータータクシーに乗ってクタ地区へ。150000Rp+TAX、エアコン、ホットシャワーの部屋に落ち着いたのが、かろうじて12時前だったか。8時に着くと言っていた代理店オヤジやってくれるじゃん。。。

P.S.
翌日ジャワ島とバリ島には1時間の時差があることが発覚(それくらい調べておこう)。よってデンパサール12時着だったことになる。。。

今日で折り返し

今日も移動は続く。スラバヤは泊まってATMでお金をおろしたくらいで素通り。既にメインディッシュを終えてしまったので少しモチベーションが下がる。それでも8時起床、9時移動開始。

今日は時間の読めない移動でどうなることやらという感じだが、まぁなんとかなるだろう。目指すはブロモ山。まずは街の中心から市内バスで1時間程南にあるブングラシー(プラバヤ)バスターミナルへ。あらかじめ宿のすぐそばから市内バスが拾えると聞いていたが、あっさりクリア。次はバスターミナルから長距離バスで3時間と聞いていたプロボリンゴへ。30分程待たされたがこれも無事出発。

ところがだ。ブロモ山に行くならここで降りろと車掌に言われたところがなんと旅行代理店の前。完全に手を組んでやがる。だが俺としても現地ツアーはありだったので、一応下りて話を聞くことに。加えてもうひとつ聞きたいことがあった。

デンパサールOUTの俺はブロモ山の後にジャワ島からバリ島に渡らなければならなかった。プロボリンゴからバスやフェリーを乗り継いで行くルートがあることは知ってはいたが、情報が不足していてリスクが大きいと思い、スラバヤに戻ってから夜行バスでバリ島を目指す方が確実と考えていた。が、プロボリンゴからも公共バスで行けることや、あちこち寄るので時間がかかるということを聞く。代理店オヤジが言うには少し高くなるがエクスプレスバス(ツーリストバス)という直行便があり、それなら昼にプロボリンゴを出て夜8時にはデンパサールに着くらしい。

それなら時間的にも体力的にも楽かなと思い、ブロモ山も含めてスケジュールを組んで貰った。早口のオヤジに惑わされないよう全て詳細に書き出し、ブロモ山の拠点となるチェモロラワンへの往復と、サンライズツアー、そしてバリ島へのエクスプレスバスを予約。チェモロラワンでの宿は好きなところに泊まれとのことだった。約束通り2時に迎えにやって来たのはその辺を走っている普通の乗り合いバス。大丈夫だろうか。。。

16:00チェモロラワン着。宿は100000Rp、エアコン無し、共同トイレ、共同水シャワーをとった。山小屋よりはかなりまし。気温が一気に低くなっているので今日はシャワーはパス。加えて厚手のジャケットを30000Rpで借りた。

日は既に傾き、今から登山でも無いので、やることなし。日が暮れるまで宿のテラスでブロモ山の白煙を眺めて過ごす。あの代理店オヤジ信用できんのかなーとか思いながら。。。

エグゼクティブクラス!?

隣の部屋の音で早朝目を覚ます。まだ6時。悔しいけど行動開始。トランスジョグジャ(バス)でジョグジャカルタのトゥグ駅へ直行。懲りもせず電車移動にトライ。16:00発スラバヤ行きをお願いするとあっさりFullと伝えられる。じゃあってんで14:22発をお願い。これがだめならまた長距離バスだ。取れた。エグゼクティブクラス!?160000Rp。。。

荷物を駅に預け、嬉々として街へ繰り出す。まだ8時。取り敢えず朝食。麺類のある国に来ると朝食に食べることが多い。くたびれた体と胃に優しく、すんなりと口に入れられるからだ。写真はバクソ。具がたっぷりだけど麺が少なくて、日本人には物足りないかも。。。

見所は駅から歩けるような場所(あくまで個人的な距離感)に集中しているが、あまり見るべきものはない。のんびりと王宮を見たあとに行った市場は、トリインフルエンザにビビって早々に退散。次いで離宮を見に行ったが、それでもまだ正午過ぎだった。

結果として14:22発の電車が正解だったことになる。これは20:00スラバヤ着というのも宿探しの面で都合がいい。他方は22:00着だった。というわけで、ジャランマリオボロのヒトゴミに揉まれながら駅に戻ってエグゼクティブラウンジでくつろぐ俺。なんたってよくわからないけどエグゼクティブクラスだから(笑)。

で、車内は新幹線のぞみ位の居住空間が確保されていて、ボロっちいけど快適。しかも食事付き。最初サービスと知らずに食事を断ったのだが、隣の親切なお兄さんがFreeだと教えてくれたので有り難く頂く。お兄さんの飲んでたジュースが美味しそうだったので、俺にもと貰ったのはいいがこれは有料だった。後で美人客室乗務員が請求書を持ってやってきたが、よくわからないうちに隣の親切なお兄さんが払ってくれてた。感謝。。。

そんなわけで予定通りスラバヤ着。ホテル案内所は既にClose。やむなくメータータクシーに乗り込むと明らかに遠回り。「駅からやけに遠いけど」とか「俺地図持ってるし」とかチクチク言ってみると、即目的のホテル着。最初の言い値より大分安くなったが、ホテルの従業員とか巻き込んで本気で戦えば半額にはなっただろう。でも、そんなパワーなし。最近随分と人間がまるくなってきてる。まぁ200円が100円になったところでというおもいが勝ってしまうのだ。いかんなー。。。

街の中心部に安宿がないというスラバヤで最安値として載っていたホテルは、一部屋のみ空きがあった。150000Rp、エアコン、水シャワー、プラス蚊がいっぱい。こんなところに来るときにはいつも蚊取り線香を持参しているが、ここの蚊にはあまり効いてないみたいだ。。。

きたー!その2

朝食を頂いて、宿泊者特典で貰った無料券でMovieTheaterで仏陀の生涯を学び、ホテルをあとにした。宿泊者は二日間、遺跡に出入り自由だったので後ろ髪を引かれるおもいだったがやむなし。レセプションのおねーさんにも、門衛のおじさんにも「タクシー呼ぼうか?」って聞かれた。このホテルでは歩いて出ていくやつは珍しいらしい。。。

バスを乗り継いで(比較的スムーズに)やってきたのがメインディッシュその2のプランバナン。遺跡入口の目の前に部屋をとった。一泊60000Rp、扇風機、水シャワー。どうだろう、この落差というか、メリハリは。。。

12:30行動開始。宿の兄さんに1時間もあれば見れると言われた史跡公園内を2時間かけて散策。続いて宿で自転車を借りて周辺の遺跡を見てまわる。最後はバイクタクシーをチャーターして夕日を見にボコの丘へ。

ここは外国人特典が目立つ。と言っても外国人料金払ってるからだけど。史跡公園ではクーラーの効いた部屋で水、コーヒー、紅茶が飲み放題。ボコの丘は食事付き。

すっかり日も落ちて暗くなった展望テラスで、サービスの食事(スープヌードルを選択)を頂きながら、暇そうなおじちゃんと話し込む。今日は4時起きで疲れたから帰って寝るかなんて思っていたところに、おじちゃんが言った。

「今日ここに泊まるならダンスショーを見に行くといい」。

ガイドブックのページをめくってみると、史跡公園敷地内でライトアップされた寺院をバックにした屋外ステージにて、優雅なガムランの響きでラーマナヤ舞踊が上演されるとのこと。宿の目の前だし行って見ましょう。。。

これが甘かった。通常の史跡公園入口に行って見ると誰もいない。片付けをしている土産屋に聞いてみると、あっちだと言う。指差す方向に進んでみても入口らしきものは一向に現れない。再び聞いてみるとやっぱりあっちだと言う。そんなこんなで30分位かかってやっとたどり着いた。皆バスや車やバイクで来ているようだ。やれやれ。。。

「予約はあるか?」チケット窓口のお兄ちゃんが言った。「予約がなきゃだめだ」。ここまできてあっさり引き下がる気のない俺は「一人だけだから、そこはひとつなんとか」と交渉。お兄ちゃん会場係りと無線で話しを付けてくれて、OKがでた。「そうそう、1番安い席でね」と付け加える俺。。。

伝統舞踊より、ライトアップされた寺院に興味があったのだか、これがまたナメてた。立派なエンターテイメントだった。19:30からたっぷり2時間。その名もラーマナヤバレー。1番安い席500円。ちょっと得した気分で、一人歩いて会場を後にしたのだった。。。

きたー!

やけに揺れるバスは満席で、これは眠れたもんじゃない。翌日は使い物にならないかも。やっぱり飛行機にしておくべきだったか。。。

なんてことを考えていたのが22時頃。それ以後の記憶がない。爆睡だ。早朝4時位に休憩がはいり、再び熟睡。相変わらずのどこでも寝れる体質に感謝。今日はいたって元気だ。

ジョグジャカルタの少し手前で下ろしてもらい、ボロブドゥールへ直行。ここでは最初から贅沢を予定していて、史跡公園敷地内のホテルに部屋をとった。思い通りでちょっと感激。。。

遅い朝食をとって一休みして11時行動開始。今回のメインディッシュその1だ。ホテルの庭からそのまま行くことができる。容赦なく照り付ける太陽の下で、遺跡観光はちょっとこたえる。ベトナムかどこかで買った、なんちゃってNIKEの帽子、持って来てよかった。。。

そうそう、デジカメの調子が悪くて悪戦苦闘中。少し前から気付いていた。買わなきゃって思っていた。そのまま来てみた。一応撮れることは撮れているが、最後まで持ちこたえられるか乞うご期待だ。

明日は4時起きでサンライズツアーに参加。それに備えて早目に寝ようと思う。

ややっ!この部屋圏外だ。。。

で、サンライズツアーだ。日の出も日の入りも、多少雲がないと綺麗に見えない。が、今日は雲多すぎ。ろくに日が差し込むところも見れず、明るくなり、すでに一般客もなだれ込み出した。写真は一応朝日。

なんてことをテッペンのストゥーパを背もたれにしながら投稿してみた。。。

あつい

大きな広場に人々は集い、大きな木の下に腰を降ろし語らう。

暑い。確かに暑いが、乾期のために不快指数はそれほどでもない。疲れたらヒカゲに入って休めばいい。そんなこともあって摂水を怠り、脱水症状がではじめる。この国はポカリも普通に売っているので、いまは大分いいが。。。

昨夜の宿探しに引き続き、何かとうまく事が運ばない。ジャカルタでは特に見たいものはなにもなく、一応首都だから雰囲気だけつかんで、夜行列車でジョグジャカルタへ向かうつもりだった。

朝から駅へ行って切符を購入とおもいきや、満席。格安の航空会社やバスにおされて、人気無しとガイドブックには書いてあった。にもかかわらず、モニターでは一週間先まで残席ゼロ。呆然と立ち尽くしていると、明日の夜の分が三つ空いた。

どうする。これを押さえて退屈なジャカルタでもう一日過ごすか。高いが飛行機で楽をするか。安いが夜行バスでヘビーな夜を過ごすか。

夕方6時。俺はプロ・ガドゥンバスターミナルにいた。一応エアコン付きバスで95000Rp。14時間位の長丁場。。。

ジャカルタ着

インドネシアはジャカルタ着が20時前位だったか。VISAカウンターは手際が悪く、行列ができてはまった。VISA代25USD。

群がるタクシードライバーを振り切りエアポートバスに乗り込む。ジャカルタの中心ガンビル駅まで高速利用で所用45分位。20000Rp。おおざっぱに100Rp=1円と考えると200円程度。ちなみにタクシーだとこの10倍。

ガンビル駅から安宿街ジャラン・ジャクサまで歩いて宿探し開始。が、ことごとく満室。客引きのおじちゃんにあたって一緒に中級ホテルをまわってみるも全て満室。

やむなくおじちゃんとトゥクトゥクに乗り込み、チキニ駅近くの中級ホテルの一室を確保したのが23:30。一泊290000Rp。ガイド料50000Rpを要求するおじちゃんに、お釣りの10000Rpを渡して丁重にお帰りいただいた。

小綺麗で俺にしてはちょっと贅沢な部屋。快適快適。。。

こんなご時世に

香港経由というのもなんだな。。。

成田よりもマスク姿が多いようだ。それでもざっと見回して一人いるかいないかってところだが。。。

相変わらず液体の機内持ち込み規制は続いているが、成田でもここ香港でも鞄から出せとは言われなかった。。。

BOARDING SOONのサインがでた。ゲートの前にはすでに行列ができている。。。

お久しぶりです

久しぶりの海外逃亡。。。

久しぶりのアジア。。。

一仕事(二仕事??三仕事???)終えた開放感と脱力感と。。。

つかの間ではあるが、楽しむべし。。。

横浜赤レンガ倉庫散策中...。(No.044)


Y150ついでに帰省しています...。
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開国博Y150:黒船来航

Y150応援企画第3弾。
昨日新港埠頭に係留されている黒船を発見(通りかかっただけで乗船してないが)。これは黒船来航イベントに使用されるもので、本名「観光丸」。普段は長崎のハウステンボスで活躍する復元帆船だ。ハウステンボスのページには「横浜開港150周年記念事業への参加のため、この期間運休いたします。」と記されている。長崎のみなさんかたじけない...。w


[黒船役に抜擢された観光丸]

観光旅行者向けに作られた遊覧船で、そのまんまでなんのひねりも無い名前だなとか思いきや、もともとの観光丸は丁度黒船来航の頃にオランダで作られ、江戸幕府に贈呈された由緒正しき船らしい。

観光丸:Wikipedia

観光丸の名前の由来
観光とは、中国の『易経』の「観国之光(国の光を観る)」からとったものである。ちなみに観光旅行等の「観光」は、この後にここからとった言葉であるという。


ふぅーん...。

開国博Y150:未来都市体感コース

Y150応援企画第2弾。
今日は買い物のついでにマザーポートエリアのお散歩コースを辿ってみた。マザーポートエリアには5つのおすすめコースが設定されている。街のあちこちにある「たねまるポット」で「たねまるマップ」貰って挑戦あれ(スタンプラリーの台紙も兼ねている)。詳細はここで。

今回はその中の「近未来体感コース」に挑戦。


横浜駅東口を出発してマリノスタウンへ。トリコロールワンショップ内のたねまるポットで最初のスタンプゲット。


高島中央公園を斜めに横切って、ジャックモールの間を入り、グランモール公園を直進。


横浜美術館を右手に見ながらなおも直進。


左に折れてクイーンズスクエア横浜の中を突っ切り2Fで二つ目のスタンプゲット。ここでお買い物。


突っ切ったら右に折れて国際橋をわたって横浜ワールドポーターズへ。ここでもお買い物。


そのまま直進して赤レンガ倉庫で終点。

目に付いた「たねまるポット」でしかスタンプを押さなかったので今日のところは2個で勘弁してやった。24カ所中7個+赤レンガ会場のたねまるスタンプ1個が必要。あんまりはやってない様だが、一人で10枚位持ってまわっている親子もいた。
「たねまるマップ」では全行程30分となっているが、俺は寄り道したので2時間位かかったかな。よく見慣れた風景だが、こうして地図を片手に写真を撮りながら歩くとちょっとした小旅行気分を味わうことができる。今回は買い物に好都合なコースを選んだが、次は「昭和レトロコース」とか「開港の歴史コース」にしようと思う。次があればだが...。

開国博Y150開幕

4/28に横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」が開幕した。地元開催なので応援してみようかなということで第1弾。


[黒船バーガー]

4/28はいつもより早めに会社を出てハードロックカフェ横浜に直行。開港150周年に合わせてリニューアルした横浜店では現在限定メニューの黒船バーガーを出している。

Hard Rock Cafe - Yokohama Port Opening 150th anniv.

横浜店限定販売 2009年2月1日 〜 5月31日 1,859円
1859年の横浜開港を記念した「ハードロックカフェ横浜店」限定のスペシャルバーガー。
180gのビーフパティに、クセがなくマイルドな味わいのアメリカで最もポピュラーなチーズ “モントレージャックチーズ”と、トマトソースをベースに海を感じさせるアンチョビの風味を効かせた“マリナラソース”、カラッと揚げたフライドオニオンをトッピングして、竹炭を練りこんで真っ黒に焼き上げた“特製ブラックバンズ”ではさんだ 豪快な一品です。


真っ黒なバンズは見た目にちょっとという感じだったが、味はまずまず。上部バンズとチーズの間に挟まった分厚いフライドオニオンの食感がいい感じだったかな。1859年に開港したから1859円だらうか。ということはペリー君がもっとはやーく来航していたらお手頃価格になっていたのだらうか。なんでもっと早くこなかったのだらうか...。


[どっちがついでか分からないがピンズゲット]

ついでに、併設のショップでY150キャラクター「たねまる」とのコラボピンズを購入。今回ゲットしたのはこの日発売の500個限定PINS。本当は2/1から半月毎に150個限定ピンズが出ているのだが、あっという間にSOLD OUTなので、はなから戦意喪失。うぅー、だれか買って来て...。