インドネシアのドラえもん

ジョグジャカルタの王宮内をウロウロとしていた時、前を歩いていたカップルの彼氏の背中に目が止まった。かなり止まった。12秒以上は凝視していたと思う。そんな俺の熱い眼差しに気がついた彼氏は、振り向いて俺を日本人と見て取り、少しはにかんだような素敵な笑顔を見せてくれた。彼氏が着ているポロシャツの背中にはドラえもんのお友達ののび太くんがドット絵風にプリントされていた...。

俺:「写真とってもいいかな?」
彼氏:「いいですよ」

そう言ってカメラを構えようとしたとき、彼女が長い髪を持ち上げた。一瞬息が止まる俺。そこにはこれまた見事なドラえもんがプリントされていのだ。中国のドラえもんと違って日本人の目にもちゃんとしたドラえもんだった...。

俺:「ありがとう」

手をつないで歩く彼らの後ろ姿は、なかなか癒されるものがあった..。


[別に振り向かなくていいんだよ...]


[ジョクジャカルタ駅のキオスクでは普通に売ってた]

ロボ

今夏日本では「お台場ガンダム」なるものが出現し、国内のみならず海外でも話題になった。かくいう俺も見に行きたかったのだが、気がつけば解体されていた。ちぇ...。本日開催の東京ゲームショー(一般公開は週末のみ)に頭部だけ展示されているようだが、頭部だけじゃねぇ...。そろそろ神戸には「鉄人28号」が出現するはずだが、建設中の外観を見ると微妙でそそられないかな。(笑)

さかのぼること数十年前。全長10メートルの「マジンガーZ」が出現したのを知っているだろうか。スペインのタラゴナに(8/2O.A.の「イッテQ!」で珍獣ハンターイモトが訪れているようだが俺は見てない)。タラゴナにはローマ帝国時代の円形劇場や水道橋があって世界遺産に登録されている。なんでまたそんな街にマジンガーZがとも思うが、以下の記事にもある通り、スペインでは視聴率80%を記録しているというから驚きだ。

スペインにマジンガーZの銅像がある(GIGAZINE)

1999年、俺はこのタラゴナを訪れている。バルセロナから電車で1時間位だったか。1週間ほどバルセロナでぐだぐだしていた俺は日帰りでこの街に行った。北米から欧州に渡って来た俺にとって、ギリシャ、ローマ時代の遺跡はまだ新鮮だった。この後イタリア、ギリシャと渡り歩いて、トルコのエフェスに辿り着いた頃には、もうウンザリして勘弁してくれといった感じだったが...。(笑)この数年後、マジンガーZの銅像のことを知った。知ってれば多分見に行ったに違いない。いや、絶対かな。今でもあるはずなのでお近くに行く方はぜひぜひ...。


[円形劇場]

[水道橋]

Y150ベイサイドエリア有料ゾーンに行ってみた

Y150応援企画第...。えっと第...。そうだ第4弾だ。
もうすぐ終わりだけどね。この連休を利用して滑り込みで行こうなんて人もいるのかな。さて、予定入場者数の3割にも達していないと評判のY150だが、とうとう俺も有料ゾーンに足を踏み入れた。到着したのは11:45くらいだったか。



まずはトゥモローパークで「BATON」。現在第2章と第3章が交互に上映されているので、Informationでタイムテーブルを貰う。丁度12:00から第2章ということでこれ幸いと入場。平日ということもあってすんなり入れた。700人収容とかいう会場は小学生やら中学生やらおばちゃんやらがいるものの閑散としてた。完全入れ替え制なので、20分見て15分入れ替え。俺は一度出てからそのまま12:35からの第3章を見たが、さらに閑散。合わせて40分見たことになるが話はなんだかなぁと言ったところ。結構期待していたのだが、そもそも20分でそれなりの話をってのは無理があった模様...。



12:55終了して、歩道橋を渡りはじまりの森へ急ぐ。13:00からの「ラ・マシン」の上演に滑り込む。これも20分くらい。おとなしく体育座りをして見ている小学生の団体の後ろで観覧。巨大クモが近寄って来て水を吐き出すと、小学生達は大騒ぎ。蜘蛛の子を散らすようとはまさにこのことか。パイロットのユニがカッコイイけど、随分と人数がいる。それぞれ担当があるようで、手足を動かしている。この水を吐き出す担当になりたいと激しく思った...。
未来のエネルギー館とか横浜ものがたりとかも見たけどほとんどスルー。有料ゾーン限定のペリーテイト君のピンズをゲットしてほくそ笑む。



ふたたびトゥモローパークに戻ってみたけどステージでは何もやっていないのでそのままドリームフロント&スーパーハイビジョンシアターへ。ここでたねまるに遭遇。年配の方々に大人気で記念撮影にひっぱりだこ。この写真を撮るのも結構苦労した。特に並ぶ必要もなく、展示を見てろとのこと。時間が来てスーパーハイビジョンシアターへ入りなんだかな映像を見る。そのままドリームフロントへ誘導され、PIVO2と一緒に電気自動車について勉強...。

がんばって粘ったつもりだけど、全部で3時間くらいで終了。これで2400円はとんでもなく高いと思う内容。入場券提示による周辺施設の割引でがんばってモトをとってもらうしかないといった感じ。俺はというと某オークションサイトで投げ売りされていたチケットを購入した。だからと言って、まぁいいかななんて思ってはいない。なぜならこのイベントに横浜市は55億円をだしている。大赤字となればさらに拠出か?あの市長やけにタイミングよく辞任してねーか?というわけで、横浜市民としては由々しき事態なわけだ...。

あっ、いかん!応援企画だった。最後まで少しでもがんばれー。