そんなわけでスコータイ

今日もまた自転車。朝屋台でお粥を食べて、そのままソンテオ(乗合いバス)に乗ってムアン・カオ(スコータイ遺跡公園)へ。30分程度で到着して、自転車を借りた。快調に飛ばしていたのだが、丁度城壁内を見終わった昼頃ガス欠。遺跡巡りも3日目を迎えて、軽い日射病気味だった。やむなく国立博物館の庭の木陰にあったベンチでお昼寝。庭師が水をまく音を聞きながら2時間位寝てたかな。

ここで事件発生。俺の自転車が見当たらない。鍵はかけて持っているのだが。門衛のおじちゃんにその旨を伝える。

おじちゃん:「どんなのだ?」
俺:「丁度こんな感じ」
おじちゃん:「ちょっと鍵かしてみろ」
俺:「これ似てるけど違うよ」
おじちゃん:「いいからかしてみろ」

かくしておじちゃんはその自転車の鍵を開けてしまった。

おじちゃん:「いいから気にするな」

いや、まあ、そう言うなら気にしませんけど...。

遅い昼食にスコータイヌードルなるものをいただいて、大分復活。今日の目標はあと北側と西側の3つ。大分余裕を取っていたのでまだ間に合いそう。少し遠いが、気を取り直して出発。まずは北側の2つをなんなくクリア。最後の西側が2km位離れているが、無事到着。

ここで問題発生。最後のワット・サパーン・ヒンは高さ200mの丘の上にあり、石段を歩いて登らなければならない。普段なら何とも思わないのだが、今日はう〜む。石段を見上げて呆然とする俺に守衛の兄ちゃんが、優しくこう言った。

兄ちゃん:「あと10分で終わりだけど、お前が帰って来るまで待っててやるから、急いで行って帰って来い。」

本日最後の試練がこれかぁ〜、とか思いながらも頑張ったさ。ぜいぜいいいながらも、頑張ったさ。何とか頂上に着いて無事スコータイの田畑を一望したと言うか、ひたすら呼吸を整えてたと言うか...。

あとは力なく自転車をコイで何とか帰路に着いたのだった。今日は屋台ではなく、食堂に行ってモリモリ食べた。後は早く寝るだけだ。明日もスコータイで自転車...。

今日も昨日と同じ宿。昨日遅くに着いたのでAC付きの高い部屋しかなかった。今日はFanの安い部屋に変えてもらったら、アクセスポイントから遠くなってしまったので、届くところまで行って投稿。

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