これはなかなか

朝3:30に叩き起こされ、ジープに放り込まれる。まだ頭のはっきりしていない状態でオフロードを登って行くのはなかなかしんどい。プナンジャカン山山頂のビューポイントでのサンライズ&ブロモ山火口に登るツアーだ。

同乗はなぜかオランダ人ばっか。横浜から来たと言っても、皆いまひとつピンとこない顔をしているので、2002年ワールドカップの決勝をやった街だと言ったらわかってくれたようだ。さすがオランダ人。「あれは確かブラジル対ドイツか」なんて言い出す。。。

そのうちの一人トーマスは日本に行く計画をたてていて、いろいろと聞いてくる。こういう時一番困る質問が宿泊費はどれくらいかと言うものだ。俺自身日本でバックパッカーがどんなところに泊まっているのか知らないし、YHにも泊まったことがない。せいぜいが安いビジネスホテルの値段位しか教えてあげられないのだ。するとだれもがこう言う。「それじゃあ高すぎててとても行けない」と。日本の観光業の方々、申し訳ない。。。

程なく山頂とおもいきや、山頂付近はジープであふれかえっていて進めず、少しだけ徒歩。さすがに寒いがジャケットを借りといたのでふるえる程ではない。ブロモ山の向こう側に日がのぼるのかと思っていたのだがとんだ勘違い。ブロモ山に向かって左手からのぼって来る。ということで写真の朝日を拝んだわけだ。ほぼ完璧。これをボロブドゥールで見たかったなんて言ったら贅沢かな。。。

ジープに戻ると、皆揃って俺を待っていた。はいのぼったノボッタって感じでとっとと下りて来たのだろう。タンパクな連中だ。次いでブロモ山登頂。って言ってもたいしたものでもないが、女性陣は下でお留守番。俺はトーマスとゼイゼイ言いながら登った。一人元気な奴がヒョイヒョイと登って行ったが。。。

さて山を下りて宿に戻り、朝食、休憩、荷造りをして9:30最後の大移動開始。お迎えは例によって普通の乗り合いバス。行きと違って常にほぼ満席。たいした客待ちもなく件の旅行代理店前に到着。エクスプレスバスは30分程遅れて来たが出発。おおっ、代理店オヤジやるじゃん。

欧米人だらけで違和感のあるバスはがんがん飛ばして東に進む。公共バスのがなんとなく落ち着くな。フェリーに乗ってバリ島へ到達。この時既に夜9時。更にがんがん飛ばしてその2時間後にやっとデンパサール着。メータータクシーに乗ってクタ地区へ。150000Rp+TAX、エアコン、ホットシャワーの部屋に落ち着いたのが、かろうじて12時前だったか。8時に着くと言っていた代理店オヤジやってくれるじゃん。。。

P.S.
翌日ジャワ島とバリ島には1時間の時差があることが発覚(それくらい調べておこう)。よってデンパサール12時着だったことになる。。。

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