28/Feb/1999(Sun)
[掃除が終わった部屋]
出発の日だというのに、支度と掃除でばたばたしてワクワクする暇がなかった。 Bus Depotにきてやっと実感が...。時間を間違えて2時間もはやくBus Depotに来てくれたAkkoと、出発直前おれよりもドキドキしてくれたKeikoに感謝。最後まで手を振ってくれてありがとう。18:45のBusでいざ東へ...。
North America
いざ出発
最後の悪あがきをしてみました。今日のお昼にはPB2400が一足先に日本に帰国することになります。無事に帰ってくれればいいんだけど...。すでにバックアップをとる 気力もないので寝ちゃお〜。しばらくはEastendのページでお楽しみ下さい。
> Telford Ave. のページ更新しました。
> Telford Ave. のページ更新しました。
ではでは(ひとまず最終回)
愛用のPowerBook2400を日本に送り返してしまうため、あたふたと雑な更新になってしまった(少々不本意)。初めての独り暮らしだったが、ホームシックにもかからず無事終了となる。
英語の方はどーなんだというと...。一応毎月のクラス換えで着実にレベルアップ。しかし、自覚としてあるのは「度胸がついた」ということだけだ。ここCanadaは移民の国であるため、東洋人が珍しくない。このため、街を歩いていてもジロジロ見られることはなくてよいが、話すときには容赦してくれない。それでも食い下がれるようになったかな。バンフなどの観光地の英語って本当に分かりやすいもんだと実感した。きっとゆっくり、簡単に話すのと、変な発音、文法の英語を聞き取るのに慣れているのだろう。
自炊は...。なんとかなるもんだ。お弁当まで作ってたし。電子レンジがないので、冷凍食品はオーブンか鍋でつくれるもの。揚げ物はとうとうやらなかった。どんなものを食べてたかと言うと、生姜焼き、他人丼、野菜炒め、ポークソテー、サーモンステーキ、餃子、シュウマイ、ベーコンエッグ丼、チャーハン、焼うどん、ラーメン、スパゲッティ...。
よく考えたらレストランらしいレストランに行ってないような気がする。C$20(\1500位)なんて払っちゃうと、「今日は贅沢しちゃったな」という気分になる。日本ではファミリーレストランでもそれくらい食べてしまうが...。金銭感覚が大分変わって来てるかも。ペットボトルのDeposit(C$0.2)をこまめに貰いにいったり、コインランドリーで乾燥器(C$1)を使わず干したり、水を買わずに水道の水を沸かしてお茶にして飲んだり(沸かしただけだと美味しくない)...。そんなわけで予算を大幅に下回っている。この分だとこの後、少々裕福な旅ができるかもしれない。
とりあえずVancouverでの生活はおしまいだ。なんか長かったような短かったような...。もっといろいろ書きたかったけど、だんだんと友達が増えていって出かけることが多くなるとダメだ。この後気温-35度のYellowknifeに行ってオーロラを見たおはなしや、バスに10数時間ゆられて行ったBanffのおはなしとかもあったんだけど....。でも充実してたってことだからよかったよかった。帰国後に気が向いたら付け足すことにしましょう。
Special Thanks: Dmitri, Julia, Pablo, Nansy, Catia, Maliana, Ana, Malsela, Robelta, Tania, Ji-Ho, Sang-Jin, Se-Woung, Jung-Hyk, Hee-Hyung, Yun-Jyung, Me-Sun, In-Sook, Kay Kim, Jae-Kyung, Joice, Kathy, Jina, Maggie, Takashi, Hideya, Hiroshi, Toyo, Akko, Atsuo, Takayuki, Toshi, Keiko, Megumi, Tomoko, Junko, Mayu, Nao, Noriko, Katherine, Lisa-Jane, Shawn, Fiona, Sholei, Manager, Sean Yan, Modus, YMCA, and Telford Avenue.
英語の方はどーなんだというと...。一応毎月のクラス換えで着実にレベルアップ。しかし、自覚としてあるのは「度胸がついた」ということだけだ。ここCanadaは移民の国であるため、東洋人が珍しくない。このため、街を歩いていてもジロジロ見られることはなくてよいが、話すときには容赦してくれない。それでも食い下がれるようになったかな。バンフなどの観光地の英語って本当に分かりやすいもんだと実感した。きっとゆっくり、簡単に話すのと、変な発音、文法の英語を聞き取るのに慣れているのだろう。
自炊は...。なんとかなるもんだ。お弁当まで作ってたし。電子レンジがないので、冷凍食品はオーブンか鍋でつくれるもの。揚げ物はとうとうやらなかった。どんなものを食べてたかと言うと、生姜焼き、他人丼、野菜炒め、ポークソテー、サーモンステーキ、餃子、シュウマイ、ベーコンエッグ丼、チャーハン、焼うどん、ラーメン、スパゲッティ...。
よく考えたらレストランらしいレストランに行ってないような気がする。C$20(\1500位)なんて払っちゃうと、「今日は贅沢しちゃったな」という気分になる。日本ではファミリーレストランでもそれくらい食べてしまうが...。金銭感覚が大分変わって来てるかも。ペットボトルのDeposit(C$0.2)をこまめに貰いにいったり、コインランドリーで乾燥器(C$1)を使わず干したり、水を買わずに水道の水を沸かしてお茶にして飲んだり(沸かしただけだと美味しくない)...。そんなわけで予算を大幅に下回っている。この分だとこの後、少々裕福な旅ができるかもしれない。
とりあえずVancouverでの生活はおしまいだ。なんか長かったような短かったような...。もっといろいろ書きたかったけど、だんだんと友達が増えていって出かけることが多くなるとダメだ。この後気温-35度のYellowknifeに行ってオーロラを見たおはなしや、バスに10数時間ゆられて行ったBanffのおはなしとかもあったんだけど....。でも充実してたってことだからよかったよかった。帰国後に気が向いたら付け足すことにしましょう。
Special Thanks: Dmitri, Julia, Pablo, Nansy, Catia, Maliana, Ana, Malsela, Robelta, Tania, Ji-Ho, Sang-Jin, Se-Woung, Jung-Hyk, Hee-Hyung, Yun-Jyung, Me-Sun, In-Sook, Kay Kim, Jae-Kyung, Joice, Kathy, Jina, Maggie, Takashi, Hideya, Hiroshi, Toyo, Akko, Atsuo, Takayuki, Toshi, Keiko, Megumi, Tomoko, Junko, Mayu, Nao, Noriko, Katherine, Lisa-Jane, Shawn, Fiona, Sholei, Manager, Sean Yan, Modus, YMCA, and Telford Avenue.
Bad Luckな一日のおはなし
16/Jan/1999(Sat)
その日は、Ji-Ho(仮名)、Hideya(仮名)、Hiroshi(仮名)と俺の4人でレンタカーを借りてWhistlerに向かった。運転は俺。出発して間もなく、Lions Gate Bridgeの手前あたりだろうか。時速60km位。急にハンドルを取られ歩道に乗り上げ、すぐに車道に復帰するも緊急停車。右前輪のパンクです。とりあえず大事にはいたらずよかったよかった。スペアタイヤに取り替えた後、まだ15分位しか来てないのでレンタカー屋に戻る。車を取り替えてもらって再び出発。車が大きいのになって結果オーライといったところか。
ところがそれだけでは済みません。予定を大幅に遅れたものの正午にWhistlerに到着。さて滑ろうかという時にJi-Ho(仮名)がまず宿を探そうと言ってきた。とりあえず彼が以前泊まったことのある宿を聞いてみるということで、路駐。宿に空きはなく、ユースにでも聞いてみるかと車に戻ったが、車がありません。レッカー移動されたような貼紙もありません。盗まれた?
とりあえず警察へ。
俺「路駐してた車がなくなったんだけど、知ってるか?」
警「レッカー移動屋には聞いてみたか?」
俺「なにそれ?」
ここでは警察がレッカー移動するのではなく、レッカー移動屋なるものがあって、そこがやるらしい。警察官のおっちゃんが電話して聞いてくれた。
警「持ってったってさ」
俺「何処に行けば引き取れる」
警「道路を挟んで斜め向かいに保管所があって、門の所に電話があるからそこで電話すればだれか来る」
俺「罰金取られるんですかね?」(どきどき)
警「車によるけど、そうさなC$40~C$60位かな」
俺「わかった、ありがとう」(思ったよりも安いので一安心)
保管所へ。金網の向こう側に我らの赤い車が見える。電話をすると5分位で人が来て、C$40位を払うと、車を引き渡してくれた。「すぐ横に無料駐車場があるから今度からそこにとめな」とのこと。はは~。
まだまだつづく。その時点で午後の2時。滑るのはもうあきらめて宿探しに専念。Informationに行ってホテルと安宿の電話番号リストをもらう。まず安宿(ユースや大学のドミトリ)に電話。どっこも空いてません。次にホテル。空いていても一泊一人C$100以上。あきらめて帰りました。
翌月曜日。いつも月曜の午前中の授業は週末の話しではじまる。そこで俺はこの話を長々としゃべってしまった。お昼休みが終わった後、この4人が学校で一躍時の人になったのは言うまでもない。
その日は、Ji-Ho(仮名)、Hideya(仮名)、Hiroshi(仮名)と俺の4人でレンタカーを借りてWhistlerに向かった。運転は俺。出発して間もなく、Lions Gate Bridgeの手前あたりだろうか。時速60km位。急にハンドルを取られ歩道に乗り上げ、すぐに車道に復帰するも緊急停車。右前輪のパンクです。とりあえず大事にはいたらずよかったよかった。スペアタイヤに取り替えた後、まだ15分位しか来てないのでレンタカー屋に戻る。車を取り替えてもらって再び出発。車が大きいのになって結果オーライといったところか。
ところがそれだけでは済みません。予定を大幅に遅れたものの正午にWhistlerに到着。さて滑ろうかという時にJi-Ho(仮名)がまず宿を探そうと言ってきた。とりあえず彼が以前泊まったことのある宿を聞いてみるということで、路駐。宿に空きはなく、ユースにでも聞いてみるかと車に戻ったが、車がありません。レッカー移動されたような貼紙もありません。盗まれた?
とりあえず警察へ。
俺「路駐してた車がなくなったんだけど、知ってるか?」
警「レッカー移動屋には聞いてみたか?」
俺「なにそれ?」
ここでは警察がレッカー移動するのではなく、レッカー移動屋なるものがあって、そこがやるらしい。警察官のおっちゃんが電話して聞いてくれた。
警「持ってったってさ」
俺「何処に行けば引き取れる」
警「道路を挟んで斜め向かいに保管所があって、門の所に電話があるからそこで電話すればだれか来る」
俺「罰金取られるんですかね?」(どきどき)
警「車によるけど、そうさなC$40~C$60位かな」
俺「わかった、ありがとう」(思ったよりも安いので一安心)
保管所へ。金網の向こう側に我らの赤い車が見える。電話をすると5分位で人が来て、C$40位を払うと、車を引き渡してくれた。「すぐ横に無料駐車場があるから今度からそこにとめな」とのこと。はは~。
まだまだつづく。その時点で午後の2時。滑るのはもうあきらめて宿探しに専念。Informationに行ってホテルと安宿の電話番号リストをもらう。まず安宿(ユースや大学のドミトリ)に電話。どっこも空いてません。次にホテル。空いていても一泊一人C$100以上。あきらめて帰りました。
翌月曜日。いつも月曜の午前中の授業は週末の話しではじまる。そこで俺はこの話を長々としゃべってしまった。お昼休みが終わった後、この4人が学校で一躍時の人になったのは言うまでもない。
大晦日のおはなし
31/Dec/1998(Thu)~01/Jan/1999(Fri)
俺のアパートでパーティをすることになった。何故って、他の連中はほとんどがホームステイで友人十数人を呼べるような環境にないからだ。クリスマスからひいていた風邪は一応熱は下がったものの本調子ではなかった。Akko(仮名)、Toyo(仮名)、Pablo(仮名)、Julia(仮名)の4人が先発隊でやってきて料理の支度などをしてくれたので、ほとんど手を出さずに見ていた。てんやわんやの大騒ぎ。Dmitri(仮名)が来たので、「俺は飲めないから酒は一切ない。飲みたかったら自分で買ってこい」というと、Pablo(仮名)とToyo(仮名)を引き連れて出ていったのはいいが、1時間待っても帰って来ない。なにやらDowntownまで酒屋を探して行ってきたらしい。
どうにかこうにか7時くらいに乾杯しただろうか。飲み、食いも一段落してしゃべっていると、Julia(仮名)が耳打ちしてきた。
ジ「踊りたいんだけど...」
俺「俺はダンスもダンスミュージックも嫌いだからだめだ」
ジ「あなたってひどい人だわ」
俺「そうです、俺はひどい人です」
おさまったかに見えたが、しばらくして...。
ジ「Pablo(仮名)も踊りたいって言ってるわ...」
俺「もう遅い時間で下の住人に迷惑だからだめだ、俺は引っ越さなきゃならなくなる」
ジ「問題ないわ、だって下の住人だってニューイヤーイブだもの」
俺「......」(う~んなるほど、ここではそれが通用するのかもしれない、面白い)
パ「Toshiki今日は特別な日なんだ」
俺「わかった、じゃあ自分達でテーブルを端によせて場所を作りな」
そんなわけで、狭いながらもスペースが作られ、ボリュームアップ。本当に大丈夫だろうか。ところがところが、他の連中は踊る気配なし。全員端に寄って二人を見守る。Julia(仮名)とPablo(仮名)もこれは予想外だったらしく、踊る気になれないようだ。お国柄でしょうか。ホームパーティーといえどパーティーならダンスという国と、食べて飲んでおしゃべりという国とくっきり別れたようだ。前者の人間でもただ単に踊りが嫌いというのもいたが...。
夜の11時。大騒ぎのままアパートの外へ。何ごとかと窓から顔を出す住人に、無邪気にもハッピーニューイヤーと言いつつ手を振る面々。住人もそれにこたえてくれた。そのままDowntownへくり出した。にぎやかそうなところでカウントダウンを見ようということだ。Downtownは若い連中であふれかえっている。車のクラクションや爆竹が鳴り、未成年の飲酒でつかまってるやつはいるは、婦警さんを飲みに誘ってるやつまでいる。外まで人があふれでて盛り上がっているパブの前でカウントダウンを待つ。
「3、2、1、0、はっぴーにゅーいやー!!!」
Julia(仮名)が男性陣の頬にキス攻撃。まあそんなことも無礼講。そこへ、寸前にトイレに行ったPablo(仮名)が戻ってきた。
パ「お~まいが~!トイレで年をこしてしまった!!!」(こいつも憎めない)
一同大笑い。その後は踊りに行く者、帰る者で別れた。俺は病み上がりなので当然帰宅。スレ違う人、スレ違う人が「ハッピーニューイヤー」と手を振ってくれた。
Akko(仮名)とToyo(仮名)はかたづけのため、家に一泊。朝までしゃべって、元旦の昼に起きてかたづけして二人が帰った後、再び爆睡しました。はい。
俺のアパートでパーティをすることになった。何故って、他の連中はほとんどがホームステイで友人十数人を呼べるような環境にないからだ。クリスマスからひいていた風邪は一応熱は下がったものの本調子ではなかった。Akko(仮名)、Toyo(仮名)、Pablo(仮名)、Julia(仮名)の4人が先発隊でやってきて料理の支度などをしてくれたので、ほとんど手を出さずに見ていた。てんやわんやの大騒ぎ。Dmitri(仮名)が来たので、「俺は飲めないから酒は一切ない。飲みたかったら自分で買ってこい」というと、Pablo(仮名)とToyo(仮名)を引き連れて出ていったのはいいが、1時間待っても帰って来ない。なにやらDowntownまで酒屋を探して行ってきたらしい。
どうにかこうにか7時くらいに乾杯しただろうか。飲み、食いも一段落してしゃべっていると、Julia(仮名)が耳打ちしてきた。
ジ「踊りたいんだけど...」
俺「俺はダンスもダンスミュージックも嫌いだからだめだ」
ジ「あなたってひどい人だわ」
俺「そうです、俺はひどい人です」
おさまったかに見えたが、しばらくして...。
ジ「Pablo(仮名)も踊りたいって言ってるわ...」
俺「もう遅い時間で下の住人に迷惑だからだめだ、俺は引っ越さなきゃならなくなる」
ジ「問題ないわ、だって下の住人だってニューイヤーイブだもの」
俺「......」(う~んなるほど、ここではそれが通用するのかもしれない、面白い)
パ「Toshiki今日は特別な日なんだ」
俺「わかった、じゃあ自分達でテーブルを端によせて場所を作りな」
そんなわけで、狭いながらもスペースが作られ、ボリュームアップ。本当に大丈夫だろうか。ところがところが、他の連中は踊る気配なし。全員端に寄って二人を見守る。Julia(仮名)とPablo(仮名)もこれは予想外だったらしく、踊る気になれないようだ。お国柄でしょうか。ホームパーティーといえどパーティーならダンスという国と、食べて飲んでおしゃべりという国とくっきり別れたようだ。前者の人間でもただ単に踊りが嫌いというのもいたが...。
夜の11時。大騒ぎのままアパートの外へ。何ごとかと窓から顔を出す住人に、無邪気にもハッピーニューイヤーと言いつつ手を振る面々。住人もそれにこたえてくれた。そのままDowntownへくり出した。にぎやかそうなところでカウントダウンを見ようということだ。Downtownは若い連中であふれかえっている。車のクラクションや爆竹が鳴り、未成年の飲酒でつかまってるやつはいるは、婦警さんを飲みに誘ってるやつまでいる。外まで人があふれでて盛り上がっているパブの前でカウントダウンを待つ。
「3、2、1、0、はっぴーにゅーいやー!!!」
Julia(仮名)が男性陣の頬にキス攻撃。まあそんなことも無礼講。そこへ、寸前にトイレに行ったPablo(仮名)が戻ってきた。
パ「お~まいが~!トイレで年をこしてしまった!!!」(こいつも憎めない)
一同大笑い。その後は踊りに行く者、帰る者で別れた。俺は病み上がりなので当然帰宅。スレ違う人、スレ違う人が「ハッピーニューイヤー」と手を振ってくれた。
Akko(仮名)とToyo(仮名)はかたづけのため、家に一泊。朝までしゃべって、元旦の昼に起きてかたづけして二人が帰った後、再び爆睡しました。はい。
クリスマスのおはなし
25/Dec/1998(Fri)
12月にならないうちから、クリスマス飾りがあちこちに出始める。ビルや店はもちろんのこと、一般の家でも窓枠にはマメ電球がならび、庭の木にも飾り付けをし、窓際に置かれたクリスマスツリーが外から見えるようにカーテンを開けてあったりする。Skytrainの駅ではストリートミュージシャンがJohn Lennonのクリスマスソングを3人で綺麗にハモってたりするので、嫌が上でも気分は盛り上がってくる。
クリスマスイブは友人知人を呼んでホームパーティ、当日は教会に行ってなんていうのが一般の過ごし方のようだ。友人はほとんどホームステイだが、どんなクリスマスだったのでしょう。
Akko(仮名)「ホストファミリーの子供と雪合戦して御馳走食べた...」(ここのホストマザーは日本人)
Toyo(仮名)「うちのホストファミリーはクリスチャンじゃないから、いつもよりちょっと御馳走だったくらいであとはべつに...」
Pablo(仮名)「教会に行ったけど、俺とは宗派がちがった...」(彼はクリスチャン)
なんか思ったより面白い話は聞けなかった。
さて俺は当日ホームステイの連中には遠慮して一人でGrouseMountainへスノボーに出かけた。雪が降っていてホワイトクリスマスだ。思った通り空いている。御機嫌に滑っていたが、リフトに乗っていてふと気がついた。首にかけていた財布がない。じゃじゃじゃじゃ~ん。中に何が入っていたか考える。家の鍵、大家に言えば開けてくれるだろう。お金、たいした額は入っていない。リフト券、この際どーでもよい。友人の電話番号、また聞けばいいや。カード、持って来てない。その他含めて特に無くして困るものは何もないが、ど~やって家に帰りましょう。雪はがんがん降っているので、もう埋まってしまってるかもしれない。そんな事を考えつつリフトを降りる。とりあえず係員に聞いてみた。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
係「お~まいが~。そいつは大変だ。とりあえず山頂の事務室に行ってみな。でもこの雪じゃな~」
そんなこたぁ~俺も分かってる。しくしく。ひょっとしてと思ってゆっくりとゲレンデを滑り降りる。やっぱりない。リフトの下の係員にも聞いてみた。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
係「お~まいが~。そいつは大変だ。とりあえず山頂の事務室に行ってみな。でもこの雪じゃな~」
面白いほど同じことを言ってくれるじゃないか。ちくしょ~。仕方ないので山頂の事務室へ。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
事「お~まいが~。そいつは大変だ。で、どんな財布だ」
俺「茶色で、首からかけるやつで、中にお金C$50位とリフト券とカギとドライバと...」
事「おまえはすごくラッキーなやつだ。きっとサンタクロースの贈り物だ」
おもむろに引き出しから俺の財布を出してくれた。中のお金も無事。やれやれだ。
後日学校の先生のこの話をすると、財布を落として見付かっただけでなく、中身が無事だったというのはとてつもなくラッキーなことらしい。この歳になってサンタクロースに感謝するとは思わなかったが、その後風邪をひいて3日間くらい寝込んだ。やっぱりサンタクロースは子供のものだ。
12月にならないうちから、クリスマス飾りがあちこちに出始める。ビルや店はもちろんのこと、一般の家でも窓枠にはマメ電球がならび、庭の木にも飾り付けをし、窓際に置かれたクリスマスツリーが外から見えるようにカーテンを開けてあったりする。Skytrainの駅ではストリートミュージシャンがJohn Lennonのクリスマスソングを3人で綺麗にハモってたりするので、嫌が上でも気分は盛り上がってくる。
クリスマスイブは友人知人を呼んでホームパーティ、当日は教会に行ってなんていうのが一般の過ごし方のようだ。友人はほとんどホームステイだが、どんなクリスマスだったのでしょう。
Akko(仮名)「ホストファミリーの子供と雪合戦して御馳走食べた...」(ここのホストマザーは日本人)
Toyo(仮名)「うちのホストファミリーはクリスチャンじゃないから、いつもよりちょっと御馳走だったくらいであとはべつに...」
Pablo(仮名)「教会に行ったけど、俺とは宗派がちがった...」(彼はクリスチャン)
なんか思ったより面白い話は聞けなかった。
さて俺は当日ホームステイの連中には遠慮して一人でGrouseMountainへスノボーに出かけた。雪が降っていてホワイトクリスマスだ。思った通り空いている。御機嫌に滑っていたが、リフトに乗っていてふと気がついた。首にかけていた財布がない。じゃじゃじゃじゃ~ん。中に何が入っていたか考える。家の鍵、大家に言えば開けてくれるだろう。お金、たいした額は入っていない。リフト券、この際どーでもよい。友人の電話番号、また聞けばいいや。カード、持って来てない。その他含めて特に無くして困るものは何もないが、ど~やって家に帰りましょう。雪はがんがん降っているので、もう埋まってしまってるかもしれない。そんな事を考えつつリフトを降りる。とりあえず係員に聞いてみた。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
係「お~まいが~。そいつは大変だ。とりあえず山頂の事務室に行ってみな。でもこの雪じゃな~」
そんなこたぁ~俺も分かってる。しくしく。ひょっとしてと思ってゆっくりとゲレンデを滑り降りる。やっぱりない。リフトの下の係員にも聞いてみた。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
係「お~まいが~。そいつは大変だ。とりあえず山頂の事務室に行ってみな。でもこの雪じゃな~」
面白いほど同じことを言ってくれるじゃないか。ちくしょ~。仕方ないので山頂の事務室へ。
俺「財布落としたんだけど知らないか?」
事「お~まいが~。そいつは大変だ。で、どんな財布だ」
俺「茶色で、首からかけるやつで、中にお金C$50位とリフト券とカギとドライバと...」
事「おまえはすごくラッキーなやつだ。きっとサンタクロースの贈り物だ」
おもむろに引き出しから俺の財布を出してくれた。中のお金も無事。やれやれだ。
後日学校の先生のこの話をすると、財布を落として見付かっただけでなく、中身が無事だったというのはとてつもなくラッキーなことらしい。この歳になってサンタクロースに感謝するとは思わなかったが、その後風邪をひいて3日間くらい寝込んだ。やっぱりサンタクロースは子供のものだ。
Vancouver:British Columbia:CANADA
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