携帯購入

そろそろ携帯買わないとなぁとか思っていたのだが、なんとなく使い続けていたdocomo mova P504is。調べてみたら4年4ヵ月使っていた。なかなか丈夫にできてるものだ。4月に入った頃には購入を決めていたのだが、新機種が近々発表になるとの情報を得てそれを待っていた。で、月曜日に発表になった904iの仕様を見たところ、俺にとってはさほど魅力的な新機能もなかった。そんで、翌火曜日にとっととdocomo FOMA SH903i(オニックスブラック)を購入。さすがに4年以上たっているといろいろと新機能が増えていて、把握するのが大変と言うか、まだ基本的な機能を使うのにもてこずってる状態だ。とほほ。

とりあえず感動した機能はカメラ。320万画素でオートフォーカスや手ぶれ補正機能までついてる。これまではちょっと出かけるときにもデジカメを持ち歩いていたが、これなら携帯だけで十分。早速試し撮りしたのがこれ。ほほぅ。


[おまけにくれた液晶クリーナー付きドコモだけ]

興味のある新機能はWorld Wing 3G。ACアダプタもAC100V-240V,50/60Hzなのが気が利いてる。海外旅行に携帯なんて持って行ったことないけど、今度持って行ってみようかなぁと。パケット代と言われても今一ピンとこないが、写真貼付のメールが1通どの程度になるのか試してみたいと思う。

その他音楽再生だの、GPSだの、フルブラウザだのFeliCaだの興味津々。いろんな携帯向けサービスも使えるようになるしで、しばらく退屈しそうもない。一月後には請求にびっくりしてパケ放題とかパケ放題フルとか入ってるかも。(笑)

お散歩

天気がよかった。ウラジーミルから頻発するバスに乗り込んで1時間程度だったろうか。スーズダリに着いたのはまだ昼前だった。今回唯一電車の止まらない街。古き良き雰囲気を残した田舎街だった。バスターミナルから歩いて15分程の街の中心トルゴヴァヤ広場。そのすぐ脇のホテルにチェックインし、ひと休みする間もなくおもてに飛び出す。とりあえず、目抜き通りであるレーニン通りを北上。すこし脇道にそれれば、小さな教会や修道院があった。ヒツジが草を食んでいた。ヤギもいた。空は何処までも青かった。こんな街をお散歩気分で歩き回るのが好きだった。


[ヒツジ]

街の北端スパソ・エフフィミエフ修道院に到着。北端と言っても広場から2,3kmってところか。扉を開いて中へ入るとお兄ちゃんとお姉ちゃんとおばちゃんが談笑していた。俺の顔を見るとお兄ちゃんが言った。

「close」

中から観光客が出て来ている。怪訝な顔をする俺に、お兄ちゃんは笑顔で言った。

「close」

彼にとって精いっぱいの英語だった。わけのわからないロシア語でまくしたてるようなことはなかった。ただ、笑顔でこう繰り返した。しかたなく表に出ると扉のガラスに張り紙がしてあった。もちろん俺には何が書いてあるのか分からなかったが、後から来た観光客がその張り紙を見てぶつぶつ言いながら引き返して行く。俺はモヤモヤしながらも、どうやら本当にcloseらしいということは分かった。そんな俺の姿をガラスの向こう側でお兄ちゃんが笑って見ていた。お姉ちゃんも笑っていた。おばちゃんも笑っていた。


[城壁の西側から]

そこから城壁を西側に回り込むとカーメンカ川があり、周辺が一望できた。川の辺りではおじいちゃんが一人釣りをしていた。川の向こう側にポクロフスキー修道院が見える。橋を渡ると、一段と雰囲気がのんびりとしてくる。1時間程川向こうでうろうろしたあと戻ってみたが、まだ張り紙はしたままだった。仕方なくレーニン通りをぶらぶらと南下。学校が終わって家路を急ぐ小学生が手を振ってくれる。広場を通り越して屋外の木造建築博物館をのんびりと見学し、クレムリンへ戻ったころには空に雲が少しづつ増えて来ていた。


[クレムリン]

聖堂を見た後、博物館となっている府主教宮殿へ。が、ここでまた追い返される。中を覗き込むと何やら宴の準備が進められている。照明器具やらカメラやらを運び込む男達。映画かなんかの撮影?広場へ戻る道には古めかしい馬車が並び、中世の衣装を着た数十人の男女がうろうろとしていて、カメラや照明器具のセッティングが慌ただしく行われていた。どうやら街のそこかしこで撮影が行われているらしい。

「あっ、そういうことか」

しばらくそんな光景を眺めていて気付いてしまった。で、てくてくとレーニン通りを再び北上。件の修道院前に到着すると、中から帰宅するらしいおばちゃんが丁度出てきた。俺の顔を覚えていたのかおばちゃんは満面の笑みを浮かべて、「どうぞお入りなさい」という仕草をする。やっぱりそうだった。昼頃はこの城壁の中で撮影が行われていて一時的にcloseにしていたのだ。モヤモヤの晴れた俺は、おばちゃんと堅い握手。おばちゃんはケタケタと笑いながら、チケット購入に付き添ってくれた。支払いをするとどうにもおつりが多い。「あれっ」と思っていると、おばちゃんは「いいから、いいから」という感じで俺の肩をポンポンとたたいた。


[スパソ・エフフィミエフ修道院]

閉館まで修道院の中をうろうろして出てきた俺は、再び西側に回り込んで辺りを一望。城壁は赤く染まりはじめていた。夕暮れのレーニン通りをぶらぶらと南下。こんな街を散歩気分で歩き回るのが好きだった...。

ハイドパーク散策中...。(No.032)


ロンドンにいるようです...。
すっかり忘れてたけど、snufkinの誕生日は2/26だった。
遅くなったけどおめでとー。
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Suica

先月、pasmo発売と同時にJRも私鉄もバスもSuicaで乗れるようになり興味津々だった俺。なぜって、JRと私鉄を乗り継いで通勤してるから。これまでJRはSuica定期で私鉄は磁気カード定期ということで、定期の継続もJRと私鉄でそれぞれやっていた。ぼーっとしてるとJRの改札に磁気カードを差して恥ずかしい音をならしたり、私鉄の改札をSuicaで通ろうとして「ぴっ」て所が無いことに気付いてハッとしたり。だったら連絡磁気カード定期でよかったじゃんと言われるとそうなんですけどね。Suica欲しかっただけです。

私鉄の改札がpasmo対応になってからは「ぴっ」て所があるのでチャージ金で通れてしまうからぼーっとしてられないなんてことでここ数週間を過ごしていた。2枚の定期を1枚のSuica連絡定期にするには私鉄の定期を払い戻ししなければならないという、なんとも融通のきかない理由から定期がきれる日を指折り数えていた。で、今日がその日。やっと手に入れた。


[Suica連絡定期]

バスのプリペイドカードは5000円で850円お得とか、よく行く場所なら回数券のがお得とか、経路によっては連絡切符のがお得とか、関西はポストペイ方式ならではの割引があるよねとか、ETCの割引ってわかりやすいよねとかNet上ではいろいろ言われている。たっぷり割引して、そんな面倒なこと考えなくても使えるようにしてほしいものだ。きっと俺はなんにも考えないだろうけど。とりあえずは定期が一枚になったことだけでありがたい。継続も一度で済むし。

明日からは私鉄の改札でも「ぴっ」だ。磁気カード定期が無いってオタオタしてはいけない...。

GoogleMapのMyMap

GoogleMapに地図作成機能がついた。Google Japan Blogに「海外旅行ファンの方々も是非どうぞ。」と書いてあったので、ちょっと遊んでみた。これはなかなか面白い。地図作成サービスっていろいろあるようだけど、今まで使ってみたことはなかった。俺が普段使っているGoogleMapで作れるというので、じゃあってとこだ。好きな位置にピンを立てたり、線を引いたりできる。ピンは数種類用意されているし、線は色とか太さとか選べる。それをクリックすれば吹き出しのようなものが出て、中にコメントを書いたり写真を貼ったり、動画を貼ったりできる。


[こんな感じ]

ポイントは日本国内だけでなく、世界中の地図を使えるところだが、結構マスクされているところが多いようだ。はじめはロシア旅行の経路を作ろうと思ったが、ロシアの地図はマスクされているようなので断念。次に世界一周旅行の経路と思って作り出したが、地名が現地の文字になってつらくなってきて、トルコでまたマスクにぶち当たって中断。で、できたのがポーランド、チェコ、スロヴァキア旅行の経路地図。

donadona map

コメントとか、写真とか入れて真剣に作ったら結構時間かかるかもしれないが、泊まった宿の位置とか、安くておいしいレストランの位置とか、穴場観光スポットとか写真入りで紹介できるし、それをGoogle Earthで見ることもできるとのこと。なるほど「海外旅行ファンの方々も是非どうぞ。」というわけだ。シンプルだけど遊ぶには十分。もっと真面目につくって正式に採用しようかなぁ...。

関連リンク:
Google マップを使って地図が簡単に作れるようになりました。(4/4 Google Japan Blog)

旅とマックと俺と

俺は基本的にご飯大好きな人間だから、マックには月に1度も行かないけれど、時々無性に食べたくなるときがある。それは、時々無性に牛丼が食べたくなったり、お好みのり弁が食べたくなったり、カップやきそばが食べたくなったりするのとさほどかわりはないのだが、マックは海外でもわりと食べられる国が多いという点で違う。他にハンバーガー屋はいろいろあれど、「あー、ここしばらく食べてないなぁ」とか思うのは何故かマックだ。普段炭酸飲料を飲まない俺もマックへ行くとコーラとかスプライトを頼むのも不思議なものだ。ビックマックとポテトとコーラという組み合わせは、既に俺の中では「食べ慣れたもの」になっているのだろう。

旅先でマックを見つけると、食べる食べないは別として必ずビックマックセットの値段をチェックする。物価の感覚をつかむ方法のひとつだ。各国ご当地メニューはいろいろあれど、ビックマックセットはまずどこの国のマックにもある。じゃあただのハンバーガーでもチーズバーガーでもあるだろと言われれば確かにある。が、普段食べているビックマックセットの値段のほうが感覚的につかみやすい。最近の日本でのハンバーガーやチーズバーガーは価格破壊と言われる程安くなっているので比較の対象としては不適切とも言えよう。


[完全に旅行者向けのヨルダンはアカバのマック]

ここで注意すべきは、必ずしもマックが手頃な食べ物ではないと言うこと。国によっては、マックよりも安く立派な食事をいくらでも取れる国も多い。そんな国のマックは旅行者やちょっと小綺麗な格好をした家族で埋まっていて、それはそれで「あー、そうなんだ」と思うところがある。

海外旅行というと日本の食料を持って行く人もいるようだが、俺はがさばるので飴とかガム程度しか持たない。基本的には現地のものを食べればいいと思っている。そんな俺でも現地の食べ物に疲れ、食傷気味になってくると食べ慣れたものを口に入れたくなる。そんな弱ったところに、マックが見えるとつい入ってしまう。マックは基本的に何処の国でも同じ味だし、サービスもマニュアル化されたものなのでだいたい一緒。だからこそそれぞれのお国柄をかいま見ることができる。

注文は「セット」と言ったり「コンボ」と言ったり「メニュー」と言ったりするので油断できない。ポテトのLLサイズをトレーの上に豪快にぶちまけ、備え付けのポンプのケチャップをぶちかけて食べていたのは本場北米。ポテトのソースに「ケチャップかマヨネーズか」と聞かれたのはスペインだったか。「塩」って言ったら変な顔された。インドのマックは何の肉使ってるのか分からないので遠慮した(だって牛は神聖なる生き物)。自分の食べたものは自分で片付けて行くのは半分くらいかな。ビックマックの積み重ね方が雑だと、この国の労働者のレベルは低いなんてことまで思ってしまう。


[サンクトペテルブルグの目抜き通りのネフスキー大通りに面したマック]

ちょっと前にこんなニュースがあった。
ロシアのマクドナルド店で爆発、少なくとも6人が軽傷(2/18ロイター)
ロシアのマクドナルドで爆弾が爆発、6人負傷(2/18Nikkei)

サンクトペテルブルグの目抜き通りのネフスキー大通りに面したマックですと?それって俺が入ったここのこと?写真見ると外壁の感じがやたら似てね?そりゃ人の集まる繁華街のど真ん中だけど。しばらく行くのやめよっかな。。。(汗)