ミュンヘンへ

9月23日朝一番のエアポート成田でちんたらと空港へ向かった俺は、クアラルンプールでの約7時間のトランジットをやり過ごし、9月24日6:30頃フランクフルト国際空港ターミナル2に降り立った。早朝ということもあって、長袖のTシャツ一枚では少し肌寒く、トレーナーとウインドブレーカーを着込む。この日は早速のサッカー観戦でミュンヘンに行かなければならなかったが、どんなタイムロスがあったとしても夕方のKickOffには間に合うだろうという算段だった。巡回バスで長距離列車駅へ行き、ジャーマンレイルパスのヴァリデーションをしてもらって、ミュンヘン行の時刻を聞くと8:37発とのことだった。


[フランクフルト空港駅のホーム]

「まだ1時間半ある」

腕時計を見てそう思ったのが間違いだった。タバコを吸いながらのんびりまったりとミュンヘンに着いたらどうしようかなんて考えていた。そろそろと思って腰をあげ、プラットホームの確認をと思い電光掲示板を確認する。ミュンヘン行き、9:37発。あれ、8:37発って聞いたけどな。隣にあった時計を見ると9:25。自分の腕時計を見ると8:25。あいたたた。サマータイムだ。最近買った腕時計のワールドタイムという機能を信じ切っていたが、サマータイムまでは考慮されていないらしい。


[ICE]

特に指定席予約などはしていないので、そのまま9:37発のICE(ドイツの新幹線)でいざミュンヘンへ。早々に1時間のタイムロスだったが、13:00頃にはミュンヘン中央駅に到着。この時期ミュンヘンはオクトーバーフェストで盛り上がっており、それは列車を降りてすぐに感じとることができた。とりあえず試合までは時間があるので、街の中心に行ってみようと歩き出す。カワイイ衣装をきた女の娘やら不必要に胸の谷間を強調した女の娘をちらちらと見ながら新市庁舎のあるマリエン広場へ。


[新市庁舎]

なんだかんだと3時間程うろうろした後、マリエン広場からバイエルンサポで埋め尽くされたUバーン(地下鉄)に乗りこむ。歌えや跳ねろやの大騒ぎのままフレットマニングで下車。駅を出てすぐに、そのスタジアムは姿を現した。


[Allianz Arena]

2011-2012シーズンUEFA CHAMPIONS LEAGUE決勝の会場となるAllianz Arenaだ。

※UEFAの規定により企業名露出禁止のため、UCL決勝ではFußball Arena Münchenと呼ばれる。

参考:アリアンツ・アレーナ(Wikipedia)