死海で遊泳中...。(No.036)


ヨルダンにいるようです。
浮いてる浮いてる...。
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dead sea

今日流れたニュース。
8歳男児、6時間浮いたまま漂流し無事救助 死海(CNN.co.jp[AP 8/6])
エルサレムの8歳の男の子が夕方死海に遊びに行って流され、夜間6時間漂流し、無事助けられたという。塩分濃度が高く、自然と浮いていられる死海だからこそ助かったと言うべきだろうが、夜間と言うことで捜索隊はなかなか見つけることができず、もう打ち切ろうかという頃の発見だったらしい。相当心細かっただろうにと想像できるが、なにはともあれよかったよかったというニュースだ。

死海というと何処にあるかは知らなくても(ヨルダンとイスラエルの間)、「何もしなくても浮いていられる」ということは誰でも知っているだろう。そんな浮遊体験を一度はしてみたいと思う人も少なくないはず。そんな人の一人が俺。ヨルダンはペトラの安宿で一緒になった一人旅の女の子と「死海に行くなら写真撮ってくれる人がいないと困るよね」ということで意気投合。話しははずんでアンマンまでタクシーをチャーターしてあちこち観光していこうという話しになり、その途中で死海に立ち寄って泳いで(浮かんで)きた。


[向こう側に見えるのはイスラエル]

近年観光開発に力を入れているヨルダン。もともと観光資源には恵まれているから「危ない」イメージが払拭されるようになればもっと日本人にも人気の旅行先となること間違いなしだ。死海もリゾート開発が進んでいて写真のような感じ。ここは一般の公衆ビーチ(といっても有料で更衣室やシャワーなど設備は立派)だが、近くには高級リゾートホテルなんかもできていて、きっとプライベートビーチなんかもあるのかな。お正月だったので地元の人はほとんど見えず閑散としているが、それなりに欧州系の観光客が来ていた。入ってしまえば水温は結構温かいが、その後浜に上がって風にあたってるとやっぱりちょっと寒いといったところか。


[久々登場、大胆水着の俺]

死海の塩や泥は美容にいいとかで、土産物屋には塩石けん、泥石けんをはじめ各種美容関係のものが棚に並んでいる。って女性には常識なのかもしれないが、俺は行ってから知った。そんなこともあってか、女性陣は体に泥を塗りたくったり、埋まってたりとちょっとしたエステ大会が繰り広げている。男性陣はお決まりの浮かんで新聞や雑誌を読んでるところを記念撮影。そうそうこれこれ、ということで俺も撮ってもらう。


[上がって体を自然乾燥すると、体中シオシオ]

さてどんだけ浮くのかというと「すんごい浮く」。ハッキリ言って想像以上だった。全身ライフジャケットを着た感じで、うつ伏せになっても足が浮いてしまうため、泳ぐのは結構難しい。潜るのはもっと難しい。ということであれやこれやと試した(はしゃいだ)後、シャワーで塩を入念に落とし、高級リゾートホテルなんぞに泊まれるはずもない我々は、そそくさとアンマンへ行って、宿探しをしたのだった。楽しかったが、誰もいない夜間にちゃぷちゃぷと6時間も漂流はしたくない...。

関連リンク:
死海(Wikipedia)
死海を漂流すること6時間、無事救助される(From VALVANE)