怒られました

サンクトペテルブルグ2日目の朝イサク聖堂へ。高さ101.5mという大きな聖堂の北側でチケットを購入したものの、北側はどうやら出口。てくてくと南側まで回り込んでやっと入口を発見。中を見て回り北側へ出るが、展望台への入り口は南側なので高い所大好きな俺は再びてくてくと南側回り込む。上り口は自動改札のようになっているのだが、チケットが入らない。傍らにいたおじちゃんがチケットを見て「ここは別料金だからこのチケットでは入れない」(ロシア語)なんてことを言っているようだ。


[イサク聖堂のドームを見上げる]

おじちゃんがすぐ横にあるチケット売り場を指差すのでそこへ行ってみるが、ブラインドが下がっている。中で女性が何か言っているようだが、ロシア語なんて分かるはずもなく、コツコツとガラスをノックしてみる。と、突然ガラッとブラインドが上がり、おばちゃんが怒っている。「今休憩中なのよ!!!」(ロシア語)なんてことを言っているようだ。遠巻きにそれを見ていたおじちゃんは申し訳なさそうに北側を指差す。おばちゃんの怒鳴り声はおじちゃんにも聞こえたようだ。「いいんだよおじちゃん」(日本語)と言って、てくてくと北側へ行って展望台のチケットを購入。なんだってこんな行ったり来たりしなきゃならないんだと思いながら再び南側へ戻って来た俺を、おじちゃんは優しい笑顔で迎えてくれたのだった...。


[展望台から]

これを皮切りに俺はこの後何度か怒鳴られることになる。しかもなぜか女性ばかりで、突発的に頭に血が上ったような怒り方をする。こんなことでいちいち腹を立てたり、凹んだりする俺ではないし、ロシア語で怒られても馬の耳に念仏状態。それにしても何か理由があるような気がする。はて、これはいったい...。

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