大晦日のバンコク

途中から乗って来た関西の女の子二人組のうちの、通路を挟んで向かい側のベッドだった方の娘じゃなくて、その左側のベッドだった方の娘がとても可愛かったことはさておき、 朝8時に列車はバンコクはフアラムポーン駅に着いた。列車を降りた途端、どっと汗が吹き出す。大分湿度が高いようだ...。

今日は大晦日で、カオサンはえらいことになるのが目に見えていたが、怖いもの見たさで、足はカオサンへ向かってしまった。のんびりと食事を取って、両替やら何やらしてたら眠くなって来たので昼寝。寝台は広くて快適だったけど、イマイチ熟睡できなかった。で、起きたら14時。いつもながらの最終日やる気無しと言ったところ...。

ガイドブックのページをめくっても、目ぼしいところは10年前に見に行っているので、どうしたものか。思案の末、バンコクの今を見にサヤーム・スクエアに行こう。それもただ行くのではなく、10年前にはなかったBTS(スカイトレイン)に乗って。なんて言うとなんだが、単にハードロックカフェに行ってピンズを買うついでだ...。

宿を出て、コンビニで水を買い込んで出て来ると、土砂降りの雨。思えばずっと雲ひとつない快晴に恵まれてきたが、ここで東南アジア特有の雨に見舞われる。乾期でもあるんだとおもいながら、雨宿りすること1時間半。タイ的時の流れに身を任せる...。

やっと止んだので、まずはカオサンそばのプラ・アーティットからチャオプラヤー川のボートに乗り込む。いや、乗り込もうとした。が、そのボートがエンジントラブル。乗客全員下ろされる事態に。次のボートを待って乗船。BTSに連絡するサートーンで下船。

念願のBTSは中々近代的。要はモノレールで、エアコンガンガン効いてて快適。液晶モニタにはCM垂れ流し状態だ。一部単線のようで、すれ違い待ちが少し気になったか。そんなこんなでサヤームに到着したのはもう日が暮れかかっていた...。

サヤーム・スクエア界隈は買えない物は無いと言われる巨大ショッピングエリア。10年前もそんなふうに言われていたけど、更に巨大化している。タイではまだクリスマスツリーやサンタ帽のお兄さんやトナカイの角を付けたお姉さんが一杯。整った身なりをした家族連れやら今時の若者達が、食事やら買い物やらで、盛り上がっていた。

21時を過ぎた頃、カオサンが気になって宿に戻る。帰りはトゥクトゥク使用。20分もかからず帰ってこれてしまった。カオサンは思った通りのえらいことになっている。通りの真ん中でストリートダンス大会とかやってるし。比較的静かだろうと思ってワット・チャナ・ソンクラーム側に宿をとったが、特設ステージができてるし...。

日本はもう年が明けたかな。こっちはあと1時間位でカウントダウンに入る。今夜は寝かせてもらえそうもないので、見に行こうと思う。昼間寝といてよかった...。

0 件のコメント: