タイの喫煙事情

以前ここに書いたタバコの箱が、タイのものであることが判明した。おかげで他のいろいろなバリエーションも見ることができた。お店でこんな風な写真付きのタバコの箱が並んでいる様を見るとなかなか「くださいな」とは言いにくいものがあるが、きっと見慣れてしまっているタイの方々は普通に買って行くのだろう。マルボロが一箱75Bだったから210円程度。ちなみに空港の免税店で見たカートンの箱も同様だった(当然写真が大きい)。こんなものカートンでお土産にしたら、ちょっとした嫌がらせだな...。


[お土産に二箱ほど買って来たけどみんななかなか手をつけない...]

俺はどこの国に行っても部屋を決めた後に決まり文句のように聞くことがある。

俺:「部屋でタバコ吸ってもいい?灰皿貸してくれる?」

今回5軒の宿を渡り歩いたわけだが、基本的に部屋は全部禁煙。食堂も外の席のみ。チェンマイ駅のプラットフォームには罰金2000B(5600円程度)の張り紙があった(ただし喫煙所は用意されていた)。その他建物内、乗り物内は基本的に全部禁煙だったのかな。一方外は割と自由に喫煙可能なようで、ポイ捨てされた吸い殻も見ることが出来る。ただ、アジアの他の国に比べて喫煙者が格段に少なく、喫煙マナーも全体的に日本や欧米よりも良く感じられた。場所さえ間違えなければ嫌な顔をされることもなく寛大で、空港の喫煙所も見世物小屋のようなものではなくやたらと立派。というわけで、携帯灰皿を持ち歩く俺は特に苦痛を感じることも無く10日間を過ごすことが出来た。


[チェンマイ駅のプラットフォームにて]

チェンマイからバンコクへ向かう寝台列車の中、どこかタバコを吸える場所はないかと聞いてみると、車掌がニッコリと笑って言った。

車掌:「トイレの中」

お言葉に甘えて、ものすごい勢いで換気扇が回る個室で一服して寝た...。

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