W杯5週目テレビ観戦まとめ最終回

ただの忘備禄5最終回だ。2006W杯はイタリア優勝で終わった。
試合を見るときはなるべくどちらかを応援するようにしている。フランスもイタリアも甲乙つけがたいほど好きじゃないわけだが、一応フランス応援の立場をとった。が、負け。フランスが負けたことよりも、今回応援するとことごとく負けてしまうのにショックを隠せない俺。あいたたたー...。
日曜日は昼間に少し寝ておいたので夜は寝ないで観戦。開始早々ジダンのPKが決まり、その後マテラッツィが同点ゴール。後半から眠くなってきていたものの、危惧していた延長戦に突入。問題の頭突きシーンもしっかり生で見て、PK戦で決着。1時間程寝て出社。仕事になったかどうかは記憶にない(都合の悪いことは忘れることにしている)が、この大会期間中一度も休まずに乗り切ったのはなかなか偉いと思う。
さて、この1週間はイタリアの優勝よりも話題になったのがジダンの頭突きシーン。会社ではサッカーに興味の無い人まで話題にするほどで、今日の「お父さんのためのワイドショー講座」でも北朝鮮ミサイル問題に次いで2位に食い込んだ。あー言ったとか、こー言ったとか、ついには人種差別問題にまで発展。FIFAも今回のW杯で人種差別反対キャンペーン中だっただけに見過ごせないようで、事情聴取やらを初めて、MVP剥奪だとか罰金だとか出場停止だとかなんだとか。俺としてもこれを生で見た時にはなんとも後味の悪さを感じた。こんなことは、サッカーの試合ではよくあることだが、W杯の決勝で緊迫した試合展開の中だったことと、ジダンの引退試合だったことが多分に影響していると思われる。ジダンという選手にそれほど魅力を感じているわけではないが、うまい選手ですごい選手でサッカー界に一時代を作った選手であることは確かだ。そんな選手がこの大会で引退すると言って決勝まで勝ち上がり、最高の舞台が整ったところの延長戦で一発退場というのは残念でならない。
各局では総集編だとか、ベストゴール集だとかが目白押しだが、俺の選ぶベストゴールはアルゼンチンのカンビアッソのゴール。と言ってもカンビアッソのシュートは当たり損ないのミスキック気味なのだが、25回パスを回したというのがミソのゴールで、カンビアッソ自体はドイツとのPK戦で外したときのやっちまったって表情のほうが印象的だ。テレビもミソの部分が非常に長いので早回しにしているところが多いが、不届きにもこのゴールをベスト5にも入れない番組や解説者がいて、困ったものである。そりゃー派手なミドルシュートのが見栄えがするし、編集もしやすいだろうが...。
そんなわけでW杯も終了して、人間らしい生活を取り戻しつつある今日この頃だ...。
○がフルで見たもので、△は途中で寝たもので、×は見なかったものだ。
2006/07/08(Sat)
△[3位決定戦]28:00ドイツ3×1ポルトガル(前半途中でダウン!)
2006/07/09(Sun)
○[決勝]27:00イタリア1×1(PK戦5×3)フランス(後味の悪い試合!)
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