ブラジル敗退!

前半はまったりとして単調なゲーム展開。これといった見せ場も無く眠気が襲う。後半始まってすぐにフランスに攻め入れられ、悲劇は12分。膝に手をついて休むロベルトカルロスの横からアンリが飛び出し、ジダンのフリーキックに合わせた。全くのフリーだった。今大会初めて「あせった」ブラジルは攻勢に出るもパスミスが目立ち、チームとしてばらばら。得意の個人技もフランスの堅い守りを崩すことはできなかった。
完敗だった。俺はここで度々ブラジルは本調子ではないと言い続けて来た。これまではそれでも勝てる相手だったが、グループリーグ最終戦から着実に調子を上げ、チームとしてまとまりを見せていたフランスに勝てるわけもなかった。いつも今度こそ本来のブラジルが見れるんじゃないかと思いつづけていたが、とうとう見ることはできなかった。結局ロナウジーニョはいいところなし。W杯ゴール記録をのばして復調と言われたロナウドにしても、本調子ならもっと点をとれたはずであり、俺には重たい感じが目に付いた。残念である。
94年アメリカ大会で優勝したブラジルは、98年フランス大会で連覇を狙うも決勝でフランスに敗れる。そして02年日韓大会で優勝して今回も連覇を狙っていた。ブラジルの選手もこの試合はリベンジだと言っていた。が、再びフランスに敗れてしまった。次回2010年南アフリカ大会で王者復活を願うばかりである。
あっ、オシム日本も頑張ってね。
さて、これでベスト4が揃った。全て欧州というなんとも味気ないことになってしまったが、まだまだW杯は続く。俺の計画というか好みのチームはことごとく敗れ去ってしまい、残ったのはポルトガルのみ。次は更に調子に乗ってしまったフランス戦だ。イングランドとの死闘の末のPK戦で、4本中唯一決められた1本も手に当てていたという驚異的なキーバーに期待。イングランドサポーターのプレッシャーに耐えられなかったのはイングランドの選手だったという気もするが...。

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