今注目は...



お隣の国北朝鮮のミサイル発射問題が大きく取り上げられる昨今、どちらかというと国際社会における日本の立場とか地位とか行った方向に話が進んでいる。そんな中、俺の注目はイスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦いだ。日本国民として不謹慎といわれればそれまでだが、実弾が命中して死者がでているという点と、今年の正月休みに行ったばかりという点からついつい追ってしまう。戦況は泥沼化の様相で、本日外務省からレバノン南部の退避および渡航延期勧告が出、他の地域でも待避、渡航延期をすすめている。
レバノンというと長い内戦というイメージが強いのではなかろうか。俺の行った頃も南部は危険地域となっていた。首都ベイルートに夜遅くについた俺は、タクシーのヘッドライトの先に白っぽい迷彩服姿の兵士が次々と浮かび上がってくるのに随分と緊張した覚えが有る。翌日街を散策すると、そこかしこに兵士がうろろしており、大きな交差点には装甲車が配備されていて機関砲をかまえた兵士が頭を出していたし、街のあちこちで蜂の巣のような弾痕の残る廃ビルを目にした。しかし、内戦で破壊された旧市街には新しい建物が建ちはじめ、小綺麗なブランドショップや小洒落たカフェやレストランが建ち並ぶ町並みになりつつあったし(がっかりしたけど)、高層ビルの建築現場には一流ホテルの名前が書いてあったし、多くの中東の国がそうであるように人々は親切でフレンドリーだった。
今ベイルートの国際空港なども空爆を受けていると言う。早く終わるといーのになと思う...。
写真はベイルートで、わざわざ止まって手を振るスクールバス。この後ろには女の子用のバスがやっぱり止まって手を振ってくれたのだが、ムスリム系の学校のようだったので写真は遠慮した。

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