のこったのこった！

日本0-0クロアチア
今日のスコアレスドローのまとめ。内容的には負け試合といった感じだ。PKは外してくれちゃうし（川口がよく止めたとも言う）、決定的チャンスという意味では相手の方が多かったように思う。全体的に三都主の寄せが甘いのが目立ったが、4バックで三都主を使うのはどうだろう。おかげで中田がかなり引き気味にならざるえなかったのではなかろうか。後半両チーム共疲れて来たところでは、ヒヤヒヤの連続だったが、クロアチアのとちりまくりで随分と助けられた。
しかし、力量的には負けていたが、勝てなかった試合ではなかった。日本にも決定的チャンスが無かったわけではない。が、柳沢は加地から出た当てれば入るようなごっつぁんパスを外すし、三都主のサイドからGKとDFの間を狙ったラストパスに対しては誰も飛び込めず（大黒が飛び込むべきだと思うが）、玉田は持ち前の切り込みをしたはいいが打ち損ねる。決めておいてくれれば...。
今回のW杯で思うことは、サポータもメディアも日本代表選手に対して甘過ぎる。駄目なプレーに対しては駄目と言えず、叩くのは監督やサッカー協会に対してばかりだ。更には審判の判定にたられば論争を繰り広げる始末。その甘さの象徴的なシーンが、今日の試合終了のホイッスルと同時に万歳をして喜んでいた、日本人サポータの女の子だろう。よその国では3-1で勝ってもブーイングが起こると言う。日本も今回でW杯3度目。そろそろ日本人も代表選手に対してもっと厳しくなってもいい頃だろう。国民総セルジオ越後化しなければ。それはそれで恐ろしいけど...。
これから頑張ってブラジルvsオーストラリアを観るが、うっかり引き分けちゃったりすると大混乱状態だ。死のCグループがあっさり決まってしまったのでここらでもうひと盛り上がりするのも面白いかな...。