ハロウィーンのおはなし

31/Oct/1998(Sat)



まずはハロウィーン前日にあった学校でのパーティーの話。この日はレッスンなし。パーティーで会話もはずめばそれも勉強。さんざん衣装を着ろだのメイクしろだの言われたが、普通に登校した。ハロウィーンではおばけや魔女の格好をするのが最もベーシックなスタイルだ。写真左は会話のレッスンの先生とひさびさ登場の俺。学校に着くなり普段通りの格好の俺は先生に腕をつかまれメイク室へ。目の下にクマなどを書かれた。この写真の大きさだとよくわからないかもしれないが...(しめしめ)。写真右はクラスメイトのTakashi(仮名)とDmitri(仮名)。



この日は特に出席もとらないので、興味のない人は来なくてもよかったらしい。いつもより人数が少ない。まずはカボチャ灯ろうの作り方を教わった。基本的には頭の部分に穴をあけ、中の種などを取り出し、あとは顔をくりぬいてろうそくを中に立てるだけ。いたって簡単だが、顔のデザインにこってしまうと時間もかかる。写真左は製作を終えた一団。パーティーといってもお昼にピザとジュースとお菓子がでるだけ。それでも1食分浮くのでしっかり食べた。写真右は取材に来た松本明子。に、そっくりなMi-Sun(仮名)。このときまで気付かなかったが瓜二つだ...。



写真左は先生軍団。飲み食いが一段落したところで、学校の外へくりだした(おいおい嘘だろう...)。学校前で集合写真を撮った後、学校近辺を大行進。通行人、車の中から、店の中からよその人が笑いながら手をふってくれる。一団が道路を渡るときに、警官の格好をした先生が笛をふきながら車を止めてしまうなんて一幕もあった。そんなこともしゃれで許されてしまうのだ。写真右は先頭を歩く校長。なんの変装なんだかよく分かりません。なんか中高生位に戻った気分だった。

ハロウィーン当日。本番は夜。便乗してはしゃぐ大人もいて、クラブ(注1)では仮装コンテストなんかが催され、「ロッキーホラーショー」(注2)状態のところもあったようだが、基本的には子供の日。家に居ては雰囲気を味わえない。子供の集まりそうなところに行けばなんか見れるだろう。夕方買い物ついでに近所のショッピングモール内にある「トイザラス」(注3)によってみようと思って出かけたが、着いてびっくり。「トイザラス」どころではない。ショッピングモール全体が大パニックになっていたのだ。

魔女、おばけ、ネコ、悪魔、天使、お姫様などなど。おもいおもいの仮装をした子供たちで埋め尽くされている。親の力の入れようで大分できに差があるようだが...。お目当ては、あちこちの店で配っているお菓子。カボチャの形をしたカゴを持って、店から店へと走り回っている。そんなこととは知らずにデジカメを持って行かなかったのでお見せできないのが残念だが、それはもうすごい盛り上がりようだった。急遽夕飯のおかずを買うのをやめにして、ファーストフード でフィッシュ&チップスを購入。それをつまみながら子供たちの流れをしばらく眺めていた。モールが閉店になり、皆帰って行く。暗闇の中をお菓子を一杯持ったペンギンの兄弟がひょこひょこ...。これまたつまずいて転んでくれたりする。なかなか笑いのツボを押さえていて、サービス精神旺盛だ。

家に戻ってテレビをつけると、これまたハロウィーン特番のあらし。アメリカのFOX-TVでは、「KISS」(注4)の特別ライブ中継。なるほどハロウィーンにはもってこいだ。この連中また化粧するようになったんだなーとか、相変わらず動物的な胸毛は健在だなーとか思いながら見た。コントなんかにも出て来て、すっかり色物状態。少々イメージが変わった。

ホームステイをしているDmitri(仮名)はホストファミリーの子供と一緒に御近所をまわったらしい。そんな話を聞くと、ホームステイもいいなーとか思う。

注1)女子高生風に発音すること。

注2)なんて説明すればいいんでしょう。カルトムービーの代表作。興味のある方はレンタルビデオへ。普通の人には目に毒かも...。子供には見せない方がよい。

注3)言わずと知れたおもちゃの量販店。

注4)70年代後半には日本でも大流行したロックバンド。悪魔っぽい化粧がトレードマークで、まだまだ健在?。化粧をしていなかった時期があった。

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