由々しき事態

神奈川県では今「由々しき事態」が発生している(横浜に住む愛煙家の俺には)。

それがこのニュース。

パチンコ店も禁煙に 神奈川県が条例素案(4/16 asahi.com)

要点は「不特定多数の人が利用する県内のすべての施設を禁煙にする方針を示した。飲食店やパチンコ店などの娯楽施設も含まれる。」ということだ。某神奈川県知事が「いっそのこと全部禁煙にしてしまってはどうだろう」なんてことを思いついてしまったらしい。

このところミルミルと片身の狭くなっている愛煙家にとってはとんでもない話しだ。ただでさえ喫煙できる場所は激減し、喫煙所と言われる場所はガラス張りの窮屈なスペースでまるで見せ物小屋。そんな風潮に乗っかって自然ととやかく言う人も増えてくるというものだ。

「男はこうと決めたら命がけでやらなきゃいけないこともあるんです。」

なんてことを言いながら、俺はめげずに喫煙を続けている。そもそも喫煙とは基本的人権で守られるべきものだが、今の状況は分煙と見せかけた少数民族の迫害に等しく...なんてことを書き出すと延々と続くのでやめておこう。ほんの一握りのマナーの悪い人達の為に状況は悪化の一途を辿っているわけだが、そんな人達のために多くの善良な人々がいい迷惑をしているというような構図は、世の中至る所で目にすることができるから、仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。

で、この某神奈川県知事の思い付きはネット上でも「やりすぎ」という不評を買っているようで、県庁所在地の某市長も難色を示す。

「賛否は言いにくい」/県禁煙条例案で中田横浜市長(4/16 神奈川新聞)

「徹底した分煙を議論していかねばならない。問われるのは喫煙者のマナーだ」
いいぞ某市長。それなら納得できるぞ。人気取りなんかに負けるな。がんばれ。ついでに嫌煙者のマナーも問え。横浜はタバコが吸えないなんてことが広まれば観光客減るぞ...。

そう言えばこんなニュースもあった。神奈川県では7月に施行されるタスポだが、先行しているところもある。で、このいかにも縦割り行政的な発想のタスポだが、「めんどうくさい」ということで普及がすすんでいないらしい。

たばこ自販機、免許証でも購入可能に=財務省が容認検討(4/19 時事ドットコム)

というわけで免許証でも購入できるようにするらしい。最初からそうすれば免許証を持っていない人だけで済んだのに、これも税金だろ。気の早い用意周到な俺はもう作ってしまったんだがな...。


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