dona dona

dona dona最終回アップ。旅から1年以上たっていますが...。
いつも旅日記になにかしらのタイトルを付けているわけだが、できるだけ行き先に関連のある言葉を採用している。ポーランド、チェコ、スロヴァキアの日記には「dona dona」というタイトルを付けた。日記中に「ドナウ河とドナドナはまったく関係ない」なんてくだりがあるが、それだけでこのタイトルを付けたわけではない。
「dona dona」の背景については諸説色々あるようだが、おおまかには共通している。作詞者、作曲者共にユダヤ人であること。仔牛の連れられて行く様子に加えて、原詞では屠殺についても歌われていること。そして、ユダヤ人が強制連行されて大量虐殺されるという内容が隠されているということ。何も知らずに小学生だった俺はこんな歌を歌っていたのかという感じだ。今の小学生も歌ってるんだろうか。
アウシュビッツ強制収容所はこの旅で印象に残った場所のひとつなのだが、デリケートな問題であるだけに軽はずみなことは書けないと、神経を使ったつもりだ...。
参考:世界の歌 Dana Dana / Dona Dona ダナダナ/ドナドナ
参考:世界の民謡・童謡 ドナ研ファイルNo.002 『ドナドナ』
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