Bad Luckな一日のおはなし

16/Jan/1999(Sat)

その日は、Ji-Ho(仮名)、Hideya(仮名)、Hiroshi(仮名)と俺の4人でレンタカーを借りてWhistlerに向かった。運転は俺。出発して間もなく、Lions Gate Bridgeの手前あたりだろうか。時速60km位。急にハンドルを取られ歩道に乗り上げ、すぐに車道に復帰するも緊急停車。右前輪のパンクです。とりあえず大事にはいたらずよかったよかった。スペアタイヤに取り替えた後、まだ15分位しか来てないのでレンタカー屋に戻る。車を取り替えてもらって再び出発。車が大きいのになって結果オーライといったところか。

ところがそれだけでは済みません。予定を大幅に遅れたものの正午にWhistlerに到着。さて滑ろうかという時にJi-Ho(仮名)がまず宿を探そうと言ってきた。とりあえず彼が以前泊まったことのある宿を聞いてみるということで、路駐。宿に空きはなく、ユースにでも聞いてみるかと車に戻ったが、車がありません。レッカー移動されたような貼紙もありません。盗まれた?

とりあえず警察へ。

俺「路駐してた車がなくなったんだけど、知ってるか?」
警「レッカー移動屋には聞いてみたか?」
俺「なにそれ?」


ここでは警察がレッカー移動するのではなく、レッカー移動屋なるものがあって、そこがやるらしい。警察官のおっちゃんが電話して聞いてくれた。

警「持ってったってさ」
俺「何処に行けば引き取れる」
警「道路を挟んで斜め向かいに保管所があって、門の所に電話があるからそこで電話すればだれか来る」
俺「罰金取られるんですかね?」(どきどき)
警「車によるけど、そうさなC$40~C$60位かな」
俺「わかった、ありがとう」(思ったよりも安いので一安心)


保管所へ。金網の向こう側に我らの赤い車が見える。電話をすると5分位で人が来て、C$40位を払うと、車を引き渡してくれた。「すぐ横に無料駐車場があるから今度からそこにとめな」とのこと。はは~。

まだまだつづく。その時点で午後の2時。滑るのはもうあきらめて宿探しに専念。Informationに行ってホテルと安宿の電話番号リストをもらう。まず安宿(ユースや大学のドミトリ)に電話。どっこも空いてません。次にホテル。空いていても一泊一人C$100以上。あきらめて帰りました。

翌月曜日。いつも月曜の午前中の授業は週末の話しではじまる。そこで俺はこの話を長々としゃべってしまった。お昼休みが終わった後、この4人が学校で一躍時の人になったのは言うまでもない。

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