いよいよはじまった

オーストリア、スイス共催のサッカー欧州選手権(EURO2008)。

これに先立ち、外務省から以下のようなスポット情報が出ていた。一部面白いとこ抜粋。

オーストリア、スイス:サッカー欧州選手権(EURO 2008)の開催に伴う注意喚起(2008/06/02)


(1)サッカーの試合の場合、熱狂的なファンが試合開始に先立ち、市内等で気勢をあげます。また、試合後には、試合に勝っても負けても騒ぐことがあり、時には集団心理も働き暴徒化することもありますので、このような集団には近寄らないでください。


なんだか珍獣の生態と、凶暴性と、遭遇したときの対処の仕方を説明するような表現でなかなかイケてる文章だ。

昨年オーストリアに行ったときにオーストリア・ブンデスリーガの試合を観た帰りに、サポと警官隊が衝突して駅が一時封鎖という話を書いた(ここ)。

さて帰りましょうと、駅に着いてビックリ。サポーターと警官隊が衝突中。このため駅は完全封鎖。警官隊がバリケードを作っていて向こう側のホームに行けない。警官の数が半端じゃない。駅のホームやら線路の上を逃げ回るサポ。追いかける警官隊。捕まる奴が出現すると、石を投げる奴登場。停車中の列車にバコンバコンあたる。おっかないので少し離れたところで観戦。


そんな時にも観光客気分な俺は、見つかったら怒られるかなとか思いながら、こっそりとこの写真を撮った。俺はこの階段(もしくはエスカレータ)を降りて線路の下をくぐって、反対側のホームに行かなければならなかった。が、この「ねずみ一匹通さんぞ」状態では降りて行ける訳もなく、あえなく観戦となったわけだ。


[フラッシュは切って]

このような事態に遭遇した場合は、写真なんか撮ってないでその場を遠く離れてください...。

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